この記事では、「テンサゲ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「テンサゲ」とは?意味
いかに自分の気持ちが下がり、暗い気持ちになっているか表せるのが「テンサゲ」と言います。
ひどく動揺するような出来事が目の前で起きたり、精神的に傷つくようなことを言われたとき、若者は「テンサゲ」と4文字に今の落ち込んだ気持ちを表すわけです。
動揺する動画を観たり、画像を見てしまったとき、悲しい歌を聴いたときなどに「ああ、気分悪い。
テンサゲ」と言って落ち込んだ気持ちを言い表すわけです。
少しだけショックを受けた状態からかなり悲しいと感じて泣きそうになる精神状態である自分の状況を表せます。
「テンサゲ」の概要
かなり前から女子高校生や中学生の間で使われていた「テンサゲ」は、テンションが下がるという意味を表す言葉としてチャットや電子掲示板などで使われていた言葉です。
言葉の元ネタとしては、「テンションアゲアゲ」の対義語として登場したものであり、人の気分や気持ちを簡単に伝えたいときに使われていました。
「サゲ」は「下がる」という意味であり、「テンションが下がる」を「テンサゲ」と言って気分が悪いと伝えます。
そんな気落ちした友達に同情した人は「私もテンサゲ」と返信したり、「ほんと、テンサゲな動画だわ」と共有した画像や動画を楽しんだときがっかりした気持ちを表すこともあります。
「テンサゲ」の言葉の使い方や使われ方
かなり気分が落ち込むことを言われた人が「もうテンサゲだわ」と、いかに自分の気持ちが落ち込んでいるか伝えたいときに使います。
「ああ、もうだめ。
このままじゃテンサゲだわ」とひどく落ち込み、手につかない状態である自分の様を表すこともあります。
それだけテストの点数が悪かったとか、上司からひどく怒られてしまったなど自分の身にひどいことが起きたときに使うわけです。
テンションがかなり落ち込んでしまうことが起きたとき、「テンサゲで今日は遊べない」と自分が人と会う気分にもなれないとき、断る意味で使うこともあります。
反対語に「テンアゲ」があり、気分がかなり上がっている状態を表します。
テンションアゲアゲというギャル語を省略した言葉でもあり、いかに気分が良く、気持ちが盛り上がっているかを表現できるスラング用語です。
「テンサゲ」を使った例文(使用例)
・『部屋を片付けなかったら、お母さんにひどく怒られてテンサゲだわ』
・『マジテンサゲ。彼氏が二股かけてたのに本気で付き合って馬鹿みたい』
・『あんたって、いつもテンサゲなことばかり言うから嫌い。もう絶交だわ』
親から怒られてしまうと、かなり気分が下がってしまう人は多いでしょう。
そのようなとき、かなり気分が落ち込み、ひどい状態を表します。
また、恋人が浮気していたという事実はテンションが下がりますし、気分が落ち込むようなことばかり言う人といると「テンサゲ」の状態に陥るわけです。
まとめ
テンションが下がってしまう出来事が起きたり、人の言葉を聞いたとき若者は「テンサゲ」と言い表します。
仲の良い友達や趣味仲間などに対して交流するときもよく使われている言葉であり、気軽に自分の状態を伝えられる言葉となりますので、気軽に使ってみるといいでしょう。