「デフォルト」と「カスタム」の違いとは?分かりやすく解釈

「デフォルト」と「カスタム」の違いとは?違い

PC用語には意識せず使っていても普段困らないものの、人に説明する時になんと言うべきか迷う言葉もあります。

初歩的な言葉でも、全く触れたことのない人に説明する機会があるなら、改めて意味を調べて知っておく方が良いでしょう。

この記事では、「デフォルト」「カスタム」の違いを分かりやすく説明していきます。

「デフォルト」とは?

「デフォルト」とは電子機器などで最初から設定されている標準的な数値や条件、いわゆる初期設定を指す言葉です。

様々な呼び方があり、既定値や初期値、短縮して「デフォ」と呼ばれることもありますが、意味は変わりません。

電子機器や電化製品は、設定を変更する指示が出ていない場合、工場から出荷される際に、全て同一の設定にした上で出荷されます。

その出荷時の設定、そしてそれを購入した直後の、何も設定を変更していない、最初から設定されている初期の状態が「デフォルト」状態です。

またそう言った標準となっている設定を「デフォルト」設定と言い、設定を変更した後でも、全ての設定を「デフォルト」に戻せるようになっている機器も少なくありません。


「カスタム」とは?

「カスタム」とは必要や目的、好みに応じて変更や改造することです。

電子機器の場合は使いやすいような設定に変更することや、そうした後の設定状況を指します。

また設定面だけでなく、一部を他のパーツに換装したり、使いやすいようにパーツを追加したりなど、機械自体を改造することや、そうした機械自体も「カスタム」品です。

何をどのように変更したかや、実際に使いやすくなっているかは関係なく、初期設定や初期状態から何かを1つでも変更したら、それは「カスタム」された状態になります。

また電子機器や電化製品などを注文する時に、どこかを変更した状態で注文した場合は、購入直後、出荷直後でも「カスタム」の状態です。


「デフォルト」と「カスタム」の違い

電子機器や電化製品などにおける、初期状態や初期設定として設定されている標準の状態が「デフォルト」です。

そしてその状態から設定などを一つでも変更した状態が「カスタム」になります。

内部的な「デフォルト」設定は電子機器の設定状態として基準になっているので、一度「カスタム」したあとでも元の「デフォルト」状態に戻せるよう、セットとして呼び出せるようになっている事も多いです。

ですが「カスタム」はそう言ったセット状態が保存されることは少なく、一度変更した後に元の「カスタム」状態に戻したくなった場合には、自分で変更しなおす必要があります。

まとめ

基本的には「デフォルト」状態でも良いのですが、どういう状態が使いやすいかは人によるので、使い勝手を求めると自ずと「カスタム」して使うことになります。

しかし設定を「カスタム」しすぎると使い勝手が悪くなったり問題が起きる可能性もあるので、その時は初期設定である「デフォルト」に戻して様子を見ましょう。

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