この記事では、「ナルシスト」と「自分を好きになる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ナルシスト」とは?
「ナルシスト」の意味は以下の通りです。
1つ目は「自分のことが大好きで仕方ない人」という意味で、常に自分は世界で一番素晴らしい存在だと思っている人のことを言います。
ギリシャ神話で、湖に映った自分の姿に恋をする青年の名前に由来しています。
2つ目は上記から転じて、「自己陶酔する人」という意味で、自分の容姿や立ち振る舞いにうっとりして、更に理想に近づく様に振舞おうと日々意識する人のことを言います。
上記に共通するのは「自己評価が高すぎる」という意味です。
「ナルシスト」の使い方
「ナルシスト」は「自分のことが大好きで仕方ない人」「自己陶酔する人」という意味で使われます。
名詞・形容動詞として「ナルシストだ・である」と使われたり、蔑称として「ナルちゃん」と使われたりします。
基本的に、自己評価が高すぎて自分にうぬぼれている様に見える男性に使われる言葉ええす。
性格的なものであり自覚していないことが多い為に、自分ではなく他人から見てそう呼ばれることが多くなります。
「自分を好きになる」とは?
「自分を好きになる」の意味は以下の通りです。
1つ目は「自己肯定感を高める」という意味で、欠点やコンプレックスなどを持っている人が、自分に自信を持つ為に取る行動です。
2つ目は「自分を大切にする」という意味で、人と優劣を比較するのではなく、自分自身を受け入れて尊重する意識のことです。
上記に共通するのは「自分のすべてを受け入れる」という意味です。
「自分を好きになる」の使い方
「自分を好きになる」は「自己肯定感を高める」「自分を大切にする」という意味で使われます。
動詞として使われ、名詞形は「自分好き」になります。
基本的に、自分の良い点・悪い点を全て受け入れて、唯一無二であり人として価値があると認識する時に使われる言葉です。
「ナルシスト」と「自分を好きになる」の違い
「ナルシスト」は「自己評価が高すぎてうぬぼれる傾向がある人」という意味です。
「自分を好きになる」は「自分のすべてを受け入れて大切な存在であると思う人」という意味です。
「ナルシスト」の例文
・『彼はナルシストで毎日10分は鏡を見ているそうだ』
・『彼は相当なナルシストでスーツを10着以上持っているらしい』
・『彼はナルシストなので、人が悪口を言っても気にならない』
・『彼氏がナルシストなのでほめられることがない』
「自分を好きになる」の例文
・『良い恋愛をする為にはまず自分を好きになった方がいいよ』
・『自分を好きになると自然に笑顔が出る様になる』
・『自分を好きにになることで仕事に自信がわいてくる』
・『自分を好きになれれば、他人のことも好きになれるよ』
まとめ
今回は「ナルシスト」と「自分を好きになる」について紹介しました。
「ナルシスト」は「自己評価が高い」、「自分を好きになる」は「自分の価値を認める」と覚えておきましょう。
