「バイブス」とは?意味や使い方を解説

カタカナ語

「バイブス」

よく音楽雑誌やミュージシャンのコメントでバイブスという言葉が出てきます。

バイブスというのは英語から来た表現で、Vibesという言葉が元になっています。

気持ち、雰囲気、といった意味を持っており、同時にバイブレーションという言葉の略語でもあります。

日本語においてはミュージシャンたちがその時の気分やテンションをバイブスと言い表すことがあり、音楽業界でよく使われる言葉になっています。

「バイブス」の意味

気持ちや雰囲気という意味で使われているバイブスは、ヒップホップやレゲエの世界においても使われることがあり、歌詞でもバイブスという言葉で気持ちが表現されることもあります。

バイブスというのは良い意味でも悪い意味でも使われており、例えば気分が盛り上がる事はバイブス上がる、気分が盛り下がる事はバイブス下がる、などと言い表すことができます。

「バイブス」の言葉の使い方

バイブスという言葉は基本的に音楽業界で使われていますが、音楽以外でも言葉にできない気持ちやテンションを表すとき、使うことが多いです。

若者達の間で使われていますが、最近ではバイブスという言葉が一般化しつつあり、例えば「人生のバイブス上げる」など、音楽以外でも使われることがあります。

最近ではファッションモデル等、カリスマと呼ばれる若い人たちもこの言葉を使うようになり、多くの人に知られるようになりました。

ただ、まだまだ年配の人などには通じないことがありますので注意が必要です。

「バイブス」を使った例文・短文(解釈)

それならば実際にバイブスという言葉はどのように使われているのでしょうか。

ここでは例文をいくつか紹介します。

「バイブス」の例文1

「バイブス上がるような曲を完成させたい」

作詞家や作曲家たちは人々の心に響くような曲を作ろうと日々努力をしています。

もちろん曲によっては目的が違うこともありますが、やはり聞く人たちが元気をもらえるような音楽を作りたいと思いますよね。

そのようなときにはバイブス上がるような曲を完成させたい、という表現でバイブスという言葉を使うことができます。

「バイブス」の例文2

「あの曲は本当にバイブス下がるから、できれば聞かないほうがいいよ」

曲によっては、聞くと本当に気が滅入ってしまうようなものもあります。

音楽のリズムや雰囲気で、どうしても気分が落ち込むような曲もありますよね。

もちろんそのような曲を聞きたい気分になることもありますが、元気が欲しいと思う時などにそのような音楽を聴くと逆に元気をなくしてしまうということもあります。

気分によって聴く音楽はしっかりと使い分けていかなければいけません。

「バイブス」の例文3

「人生のバイブス上げて頑張ろう」

日々の生活の中では大変なこともありますよね。

もうダメだと思うことも少なくありません。

しかし、そんな時こそ気分を上げて努力をしていきたいものです。

人生のバイブス上げるというのは人生において気分を上げていく、前向きに努力をする、などといった意味があります。

常に後ろ向きの姿勢でいたら人生を楽しむことができません。

バイブスあげて生活していく必要があります。

「バイブス」の例文4

「あの人とは初対面でバイブス合った」

人間には波長というものがあり、初対面でも仲良くできる人と何回あっても仲良くできない人がいます。

初めて会ったにもかかわらず、雰囲気がよく似ていてとても楽しめた、初めて会ったとは思えないくらい仲良くなれた、などという場合に「バイブス合う」という表現を使うことができます。

全ての人とできるわけでは無いですが、初めて会った時からまるで初対面とは思えない位仲良くなれると嬉しいですよね。

カタカナ語
意味解説辞典