この記事では、「バチクソ」と「バチボコ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バチクソ」とは?
「バチクソ」とは、「とても・非常に・すごくを意味する中国地方の方言」のことです。
「バチクソ」の方言は「今日はバチクソ寒い」や「あいつの生意気な態度がバチクソ頭に来た」のように、後に続く言葉(文章)を強調する形で使用します。
「バチクソ」の類義語の方言として、「北海道弁のなまら・中部地方(名古屋弁)のでら・関西弁のめっちゃ・九州地方のばり」などがあります。
「バチボコ」とは?
「バチボコ」とは、「とても・非常にを意味している、お笑い芸人・三四郎の小宮がつくって流行らせようとしている持ちネタの造語」のことです。
三四郎のラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン」で「バチボコ!」のコーナーがありますが、三四郎はラジオ以外の漫才でも「バチボコ」のフレーズを使っています。
「バチボコ」の造語は「バチボコ面白い」や「バチボコきつかった」のように、「バチクソ」と同じような形で用いますが、現時点ではまったく一般社会では知られていません。
「バチクソ」と「バチボコ」の違い!
「バチクソ」と「バチボコ」の違いを、分かりやすく解説します。
「バチクソ」と「バチボコ」はどちらも「とても・非常に」という後に続く言葉を強調する意味を持っていますが、「バチクソ」は「中国地方の方言として昔から実際に存在している言葉」です。
「バチクソ」に対して「バチボコ」のほうは、「お笑い芸人・三四郎の小宮がつくって流行らせようとしている持ちネタの造語(元から方言などとして存在していた言葉ではなく新たにつくった言葉)」であるという違いを指摘できます。
まとめ
「バチクソ」と「バチボコ」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「バチクソ」とは「とても・非常にを意味する中国地方の方言」を意味していて、「バチボコ」は「とても・非常にを意味するお笑い芸人・三四郎の小宮が流行らせようとしている持ちネタの一つ」を意味している違いがあります。
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