この記事では、「バックアップ」と「アーカイブ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バックアップ」とは?
「バックアップ」の意味と概要について紹介します。
「バックアップ」の意味
「バックアップ」とは、「現在使用しているデータを、万が一の時の為にコピーして保存すること」です。
「バックアップ」の概要
「バックアップ」は、現在システムで使用しているデータや、ハードディスクに保存しているデータなどを、万が一システムや端末が故障して読み取れなくなった時の為に、コピーして保存しておくことを言います。
英語の“back-up”が日本語化した言葉で、元の意味は「応援、後援、予備、代替」ですが、海外でも通じます。
「バックアップ」の目的は、データの破損や消失にそなえることですが、その他にもPCをフォーマットしたり、新しく買い替えた時など、データを移し替える為にすることもあります。
「アーカイブ」とは?
「アーカイブ」の意味と概要について紹介します。
「アーカイブ」の意味
「アーカイブ」は、「長期保存が必要なデータを安全に保存すること」です。
「アーカイブ」の概要
「アーカイブ」は、長期保存しておく必要があるデータや、現在は使用する頻度が低くなったデータを、安全な場所に保管することを言います。
英語の“archive”が日本語化した言葉で、元の意味は「保管所、保存記録、公文書、書庫」です。
現在は使われることが少ないけれども、保管しておきたいデータを、システムやサーバーから離してメディアなどに保存しておきます。
「バックアップ」と「アーカイブ」の違い!
「バックアップ」は「データの破損や消失に備えてコピーを保存すること」です。
「アーカイブ」は「長期間保存しておきたいデータを移し替えて保存すること」です。
まとめ
今回は「バックアップ」と「アーカイブ」の違いをお伝えしました。
「バックアップは破損や消失に備える」、「アーカイブは長く保存する」と覚えておきましょう。