日本のアニメーションは世界中でも人気であり、特にロボット関係の作品は色々な人々から愛されています。
ロボットの特徴はそのデザイナーさんに大きく左右されることもありますが、「バリグナー」もその1種類と言えるでしょう。
この記事では、「バリグナー」の意味を分かりやすく説明していきます。
「バリグナー」の意味とは?
「バリグナー」はサンライズか制作した『機甲戦記ドラグナー』におけるロボットのデザインであり、この作品のアニメーターである大張正己さんによって主人公機がアレンジされたものとして有名になりました。
このアニメのメカデザインは大河原邦男さんだったのですが、主人公機であるドラグナー1を大張正己さんがアレンジをしたものがスタイリッシュであり大きく変化していたことから「バリグナー」とファンから区別されるようになりました。
「バリグナー」の概要
「バリグナー」はアレンジをした大張正己さんの名前である「張」を取ったものと言われていますが、こちらは名前の音だけではなく彼の独特なデザインを表すものでもあります。
大張正己さんの描くメカは俗に言う「バリっている」という特徴あり、独自の影の付け方、重厚感のあるロボットのデザイン、ロングパースを使った必殺技、人間のような顔をしたロボットなど今日でも色々な作品に影響を与えています。
大張正己さんのロボットの描き方は従来の流線型のものと違い直線を中心に描いたものが多く、よりロボットのゴツイ雰囲気や重厚感を醸し出しているのが特徴です。
大張正己さんはこのような「バリグナー」のようなロボットデザインだけではなく、色々なアニメーションやOPを制作しており、時には人間キャラでさえ特徴的になり「バリってる」と言われることもあります。
「バリグナー」の言葉の使い方や使われ方
「バリグナー」は大張正己さんが描いた『機甲戦記ドラグナー』のドラグナー1に対して使われる言葉であり、他にも彼が描いたロボットは特徴的なものが多く「バリってる」と言われることがあります。
ロボット以外にもアニメーション、必殺技、OP、人間キャラなども彼の作風を真似て作られたものは「バリってる」と言われます。
「バリグナー」を使った例文
・『バリグナーという名前は初めて知ったけど、想像以上に格好よかった』
・『大張正己さんの描いたメカの中でもバリグナーはやはり最高のものだと思う』
・『バリグナーのような直線で描いたロボットは機械的な側面が強調されておりとても良いものだ』
まとめ
日本のロボット作品としてはガンダムやエヴァンゲリオンなどが有名です。
ロボットアニメを作るデザイナーやアニメーターさんは日本の宝とも言える存在であり、その中でも大張正己さんの描くロボットは「バリってる」という作風で愛されています。
「バリグナー」のそのうちの1つであり、直線を多用したロボットデザインは今日でも色々な作品に影響を与えています。