「パンチライン」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「パンチライン」とは?新語・ネット用語

この記事では、「パンチライン」の意味を分かりやすく説明していきます。

「パンチライン」とは?意味

「パンチライン」は、話の落ちや話の聞かせ所という意味の言葉です。

元は、英語が語源で、英語の意味も話の落ちや聞かせ所という意味になります。


「パンチライン」の概要

「パンチライン」と言われると、殴られるのかと思われますが、実はそうではなく、パンチの効いた話のことを指します。

まず、この単語は、「punchline」という英単語が元でpunchとlineの2つに分けて考えます。

punchは、殴りつけるという意味で、lineは道筋という意味になり、両者はパンチの効いた道筋という意味になるわけです。

なお、テレビアニメで、「パンチライン」というアニメがありましたが、あのアニメは、「パンチラの境界線」という意味でした。


「パンチライン」の言葉の使い方や使われ方

「パンチライン」は、話の落ちや話の聞かせ所を聞く際に使用します。

「パンチライン」を使った例文

・『話家はパンチラインをいかに出すかが重要』 この例は、話家は如何にお話で話の落ちや聞いてほしいと思える部分を作り上げるかが重要であるとした例です。

話家は、話に落ちを期待される職業あるため、落ちのことを「パンチライン」ということで格好よく表現しています。

・『ラッパーは、如何にパンチラインを出せるかが重要』

この例は、ラッパーという職業は、如何に、音楽の中に聞かせ所を見せるかが重要であるとした例です。

音楽家の多くは、作り出した音楽の中に必ず聞かせ所を持っており、聞かせ所が無ければ音楽は単なるBGMでしかなく、誰も聞き入れないということでもあります。

・『昔のアニメのオープニングはパンチラインが効きすぎ』

この例は、昔のアニメはのオープニングは、あまりにも効かせ所が強すぎるという例です。

例を挙げれば、昔のロボットアニメなどは、ロボットの名前を叫ぶものが多く、皆が覚えやすいフレーズだったりとパンチが効いているという意味になります。

「マジンガーZ」「ゲッターロボ」などが自らのロボットの名前を歌詞に入れたオープニングでパンチが効いている曲だと言われているのです。

昔のアニメは、話の聞き所を強調することで、作品を覚えてもらうことを意識していますので、自然と「パンチライン」が発生しているわけですね。

まとめ

「パンチライン」は、今でいうパンチが効いているという言葉で、元は英語です。

英語においても日本語においてもパンチが聞いていること=話の聞きどころや落ちのような意味であるため使いどころは多いです。

ただ、あまり英語で話の落ちというのはあまり聞いたことが無く、どちらかというと「パンチが効いている」という言葉の方が多く使用されています。

なお、アニメで「パンチライン」という物がありますが、あのアニメは、パンチラの境界線という意味で使用された言葉です。

本来の「パンチライン」は話の落ちや話の聞かせ所という意味になります。