「ヒャッハー」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ヒャッハー」とは?新語・ネット用語

この記事では、無秩序な状態になったことを利用してやりたい放題だと言うニュアンスを含んだスラングである「ヒャッハー」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ヒャッハー」とは?意味

漫画・北斗の拳で核の炎に包まれた後に経済や秩序、社会システムが完全に崩壊した世界で、バイクに乗ったモヒカンの輩が叫んだ叫び声のことで、このバイクに乗ったモヒカンの輩は弱いものを虐げ水や食料を略奪するやりたい放題の立場となっていることから、「ヒャッハー」という言葉は欲望のままに振る舞っているという意味合いで使われるケースがあります。

単に叫び声として使われるケースもなくはないため、添えられている画像や文脈で判断するしかありません。

例えばゆるキャラであるふなっしーの叫び声もオフィシャルな文字表記ではヒャッハーです。

猫がヒャッハーという画像であればおもちゃで遊んでいる様子、食べ物をもらっている様子などになりますが、非常に高揚している、目がギラギラしているという例えが似合うケースで使われやすいと言えるでしょう。


「ヒャッハー」の概要

元ネタとなった北斗の拳では主人公ケンシロウに成敗されることもあるヒャッハーと言っている側とケンシロウに助けられたり守られたりする老人や子供中心の虐げられている側にモブキャラは大別でき、「ヒャッハー」という側は善悪で言うと悪ですが、スラングとして使う場合、自分にとって善悪は関係ない、やりたいことをやるだけというニュアンスが含まれていると言えます。

北斗の拳のモヒカンの輩そのものを指しているケースも有り、このヒャッハーは自滅するとかヒャッハーの群れ、ヒャッハーにしては強いなどという使い方になります。

なお、北斗の拳作中に関してはヒャッハーは笑い声や叫び声と言ったニュアンスで使われ、行動や人物を指して使うことはありません。

言葉としてはネット中心に広がっており、ライトノベルのタイトルに含まれるまでになっていますが、北斗の拳(特に初期)を全く知らない人にはなかなか伝わらない言葉と言えるでしょう。

舞台「北斗の拳 ‐世紀末ザコ伝説‐」という作品では登場人物全員ヒャッハー! というフレーズですがこのヒャッハーはモヒカンの輩という意味です。


「ヒャッハー」の言葉の使い方や使われ方

「ヒャッハー プールの自由時間だぜ」(プールでやりたい放題できるという喜びの意味)「海外サッカーのサポーターはヒャッハー化しかけている時がある」(外見がモヒカンの輩的、またはやりたい放題という方向)「デモが略奪まで進みヒャッハー化している」(やりたい放題という方向の意味)

「ヒャッハー」の類語や言いかえ

状態そのものを指す場合、「やりたい放題」「略奪し放題」「悪い意味で自由」キャラクター造形を指す場合では「モヒカン頭に革ジャンでバイクでウィリーしている人」などが言い換えとして使えなくはなく、北斗の拳を知らない人への説明には使えるでしょう。

まとめ

「ヒャッハー」となっている状態では弱いものから水を奪ったりと褒められた状態ではないのですが秩序がない世界でのことでもあります。

現実でそこまで完全にヒャッハーと言える状態、風貌になるのはなかなか難しいと言えるでしょう。