「ピンチケ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ピンチケ」とは?新語・ネット用語

この記事では、「ピンチケ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「ピンチケ」とは?

アイドル界で使われている「ピンチケ」は、マナーの悪いファンを表す言葉です。

暴言を吐いたり、大声を出す、順番を守らないなど社会の決められた規約から外れたことをする迷惑なファンをひとくくりとして表し、困るさまを伝えます。

とくに、アイドルが開催するライブに来るファンが熱くなるあまり、行動が抑えきれずにエスカレートした行動が目につくようになったことからこのような言葉が生まれました。


「ピンチケ」の概要

コンサートやライブ会場で繰り広げられる推しのステージには熱狂的なファンが集まりますが、迷惑行為ばかりして、周囲が楽しめない状況になる一部のファンを指す言葉が「ピンチケ」と言います。

元々は「ピンク色のチケット」を省略化したスラング用語であり、主に、中学生、高校生の間で使われています。

ピンク色のチケットは他の一般客よりも安く買えることから、社会人のようにお金がない中高生の学生が買うことから「貧乏」である意味を表すようになりました。

このようなお金がないファンは低俗な振る舞いばかりすることから彼らのことを「ピンチケ」と言うようになりました。

元々は、国民的アイドルグループのAKB48が劇場でのライブチケットを中高生ファンが買いやすく価格を低くし、ピンクのチケットにして売り出しました。

学生証を見せれば通常なら3,000円するライブチケットを2,000円で買えるようになるわけです。


「ピンチケ」の使い方や使われ方

会場に来て興奮したファンの声が煩くて、肝心のアイドルの歌声を集中して聴けなかったとき「ピンチケが煩くてがっかりした」と残念な気持ちを表します。

そのようなことを聞かされた人は「本当にピンチケは迷惑だから勘弁」と関わりたくないと思うわけです。

周囲へ迷惑かける「ピンチケを持つファン」に対して困る別の人々の間で話を取り上げるときや、SNSでこのようなマナーの悪いピンク色のチケットを持つ者たちがいたと話すときにも使われています。

学生の方としては、「ピンチケでAKB劇場へライブを見に行こう」とファンを誘うときにも使われている言葉であり、これからアイドルを応援しようと伝えます。

「ピンチケ」を使った例文(使用例)

・『ピンチケを持つ学生のファンで騒ぐところが迷惑で仕方がない』
・『マナーが悪いばかりでなく、モラルが欠如しているピンチケが多い』
・『ピンチケが増えると煩くなるのでコンサートが台無しになってしまう』
「ピンチケ」を持つ学生ファンの間では騒ぐどころではなく、態度も悪いは、話し方も酷いなど周囲がとても残念に思うようなことばかりするので、会場に来てもらいたくないと思うわけです。

楽しみにしていた他のファンをがっかりさせ、残念な気持ちにさせてしまうモラルのない一部の学生で楽しい雰囲気もぶち壊れ、悲しい気持ちになってしまいます。

まとめ

周囲のことを考えられないは、自己中心な振る舞いばかりする学生が持つ「ピンチケ」は安く買えるだけに柄の悪い学生が出てきてしまい、目に余る行為する者が目立ってしまうのです。

多くの人が楽しみにしているコンサートでは、周囲のファンに迷惑かけないことが最大のマナーになります。