「ブッキング」と「リザーブ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ブッキング」と「リザーブ」の違いとは?違い

この記事では、「ブッキング」「リザーブ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ブッキング」とは?

「ブッキング」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「ブッキング」は英語表記で「booking」となります。

「ブッキング」「予約する。

契約する」
という意味があります。

特に「記簿に記入すること。

航空券やホテルなどを予約すること。

テレビなどのメディアと出演者の間でスケジュール調整をすること」
などを意味します。

ビジネスシーンで使用されることが増えてきた言葉で、仕事の約束を取ることを「ブッキングする」などと言います。

また、仕事の約束を同時に2つ入れてしまった場合は「ダブルブッキング」と言います。

さらに、ホテルが定員1000組のところ、同じ日時に1200組の予約を取ってしまった場合は「オーバーブッキング」となります。

以前は航空業界や、ホテル業界、芸能界などで使用される業界用語として使われることが多い言葉でしたが、現在では一般の人たちが使う言葉になっています。


「リザーブ」とは?

「リザーブ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「リザーブ」は英語表記で「reserve」となります。

「リザーブ」「劇場やレストランの座席や、ホテルの部屋などを予約すること」を意味します。

例えば、人気の高い劇場の予約ができたとき、「ようやく劇場のリザーブに成功した」と喜ぶかもしれません。

お盆などの時期に里帰りするとき、「新幹線のリザーブをしておかないと」などと言うことがあるでしょう。

また「リザーブ」には、「貯えや予備」という意味があります。

「冬に備えて、燃料のリザーブを用意しておこう」などと言います。

さらに「リザーブ」は、「スポーツの世界における補欠や控え」を意味します。

「リザーブの選手が、主力の怪我によって出場し、大活躍する」などという文章を作ることができます。


「ブッキング」と「リザーブ」の違い

「ブッキング」「リザーブ」の違いを、分かりやすく解説します。

「ブッキング」には「予約する。

契約する」
という意味があります。

一方の「リザーブ」には、「劇場やレストランの座席や、ホテルの部屋などを予約すること」という意味があります。

同じようにホテルなどを予約するとき、「ブッキング」「リザーブ」を使います。

ただし、2つの言葉には、ニュアンスの違いがあります。

「リザーブ」「取っておく」「キープする」というイメージがあるのに対して、「ブッキング」「手配する」というイメージがあります。

このように「リザーブ」よりも、「ブッキング」のほうが能動的な印象があります。

まとめ

「ブッキング」「リザーブ」の違いについて見てきました。

2つの言葉には、意味が重なる部分がありますが、ニュアンスの違いがあります。

誰かにとられないため確保しておくような予約の仕方を「リザーブ」と言い、自ら動いて手配するようなときは「ブッキング」という言葉を使うといいのではないでしょうか。

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