この記事では、「ヘアスプレー」と「ヘアワックス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ヘアスプレー」とは?
髪を整えるために使用する化粧品のことです。
髪を整えるための成分が霧状になって容器から出てきます。
使用されている成分は、オイルや整髪料です。
これらをアルコールに溶かしたものを、ガスを充てんした容器につめます。
成分はガスの力によって霧状になって噴射されます。
「ヘアスプレー」は髪を固めるために主に使われます。
スプレーに配合されている整髪剤の力によって固まるのです。
香料が配合されているタイプ、しっかり固めるタイプ、ゆるく固めるタイプなど、さまざまなタイプがあります。
これだけで1日中固まった状態を維持していることは難しいです。
こういった特徴があるため、バリバリに固めたくないときに使用されます。
使用するときのポイントは、髪からやや離すことです。
近づけ過ぎてしまうとムラになります。
霧状になって出てくるからこそ、均一につけることができます。
「ヘアスプレー」の使い方
髪を整えるために使用するもので、スプレータイプのものを指して使用します。
ガスの力によって整髪剤などが霧状になって出てきます。
髪を整えるための化粧品にはいくつかの種類がありますが、スプレータイプのものしか、この名前では呼びません。
「ヘアワックス」とは?
髪を整えるために使用する化粧品のことです。
形状がワックスになっています。
ワックスとは蝋のことです。
常温では固体または液体で油脂に似ています。
代表的なものには、動物性のものではミツロウ、植物性のものでは綿蝋があります。
ワックスになっているものを「ヘアワックス」ということが一般的ですが、柔らかなものや硬いものなど、さまざまなタイプがあります。
「ヘアワックス」は主に3つのタイプにわけることができます。
クレイやファイバータイプのものは、ふんわりと軽い仕上がりになります。
クリームやミルクタイプのものは、べたつきにくいです。
バームやグロスタイプは、つやを出したいときに適しています。
製品によって髪を固める力の強さが違います。
「ヘアワックス」の使い方
髪を整えるために使用するワックスタイプの化粧品を指して使用します。
ミツロウのような硬いものだけでなく、ミルクやクリームのような柔らかなものも指しています。
「ヘアスプレー」と「ヘアワックス」の違い
どちらも化粧品の一種です。
違いは形状です。
前者は霧状になって容器から出てくるタイプです。
後者は油を含んでいる、ワックスのようなタイプのものを指しています。
「ヘアスプレー」の例文
・『新作のヘアスプレーを使ってみる』
・『ヘアスプレーを使っても髪がまとまらない』
「ヘアワックス」の例文
・『ヘアワックス使用後は手がべたつく』
・『ヘアワックスのにおいを気に入っている』
まとめ
どちらの言葉も、髪に使う化粧品を指しています。
違いは形状です。