「ポシャる」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ポシャる」とは?新語・ネット用語

この記事では、「ポシャる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ポシャる」とは?意味

「ポシャる」は、状態の変化を指す言葉で、状態がだめになることを「ポシャる」と言います。

なお、「ポシャ」って何?という問題ですが、ポシャはシャッポという帽子を意味する言葉を逆さま読みした言葉で、なぜ帽子という言葉を逆さまに読むことで意味が台無しであるという意味になったのかについてはなぞです。

ただ、いつごろから登場した言葉であるかはわかってまして、帽子のことを意味するシャッポーは案外に登場が早く1800年に登場しており、「ポシャる」は、実は1923年に既に計画がだめになったという意味で使用されていました。


「ポシャる」の概要

「ポシャる」という言葉ですが、つぶれてダメになるがゆえ、だめになるということであると言われているのですが、他にもつぶれてダメになる言葉というものは実はありまして、ぺしゃんこのほか、ぐちゃるという呼び方も実はつぶれた様子であるがゆえダメになっているだろうなということがあります。

そのうえで、なぜ「ポシャ」という言葉がつぶれている様子を指すかという意味については、皮肉であるという説があり、帽子のことをシャッポと呼び、その帽子がつぶれて機能しなくなったことをポシャと呼んでいたという説があるのですが、実ははっきりしたことは分かっていないのがこの言葉です。


「ポシャる」の言葉の使い方や使われ方

「ポシャる」は、何でもよいのでダメになったということを周囲に伝えるために使用します。

なので、ダメになったということが、結婚だったり、ビジネスでの計画書がだめになったという場合、「ポシャる」という言葉を使用すれば、計画や結婚が破綻したということになるのです。

この言葉を使用する側は、だれでも使用可能で、話を持ち掛けた側が「ポシャる」という言葉を使用することも可能で、話を受ける側も「ポシャる」という言葉を使用できますし、無関係の人でもダメになったことを周囲に述べるのであれば、「ポシャる」という言葉を使ってもよいわけです。

「ポシャる」を使った例文

・『自動車工場の誘致計画がポシャる』
この例は、自動車の工場を作る場所の候補がなくなってしまったということです。

要は計画が破断したという意味になります。

まとめ

「ポシャる」という言葉は、実のところ、はっきりと「ポシャ」の意味は分かっていません。

言い方が悪いのですが、ポシャという言葉は帽子であるということまでは分かっているのですが、なぜ逆さまに読んだら破綻するという意味になるのかについては分かっていないのです。

ただ、憶測や推測では、物の名前を逆さまにすることで意味が反対になるという表現方法があるのでその類ではないかという声があります。

いずれにしろ、「ポシャる」という言葉はダメになるという意味になりますので使い勝手がとてもよく、原稿が「ポシャる」や結婚が「ポシャる」というのは、破断するという意味になるのです。

ちなみにですが、「おじゃんになる」は、語源がはっきり分かっていて、語源は、江戸時代の火が鎮火した時に銅鑼を鳴らしていたがゆえ、物事が終わったや中途半端に終わったという意味で「おじゃんになる」という言葉を今でも使用しているのです。