「ミレニアル世代」と「Z世代」の違いとは?分かりやすく解釈

「ミレニアル世代」と「Z世代」の違い違い

この記事では、「ミレニアル世代」「Z世代」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ミレニアル世代」とは?

「ミレニアル世代」とは1980年~1995年生まれを指す言葉です。

主に、2000年頃から普及したデジタルメディアに慣れ親しむ世代、という意味で用いられます。

「ミレニアル」は西暦2000年を意味する言葉です。

英単語の“millennial”(ミレニアル)には「千年紀」(西暦を1000年ごとに区切ったもの)という意味があります。

西暦2000年が来た時に世界中で「新千年紀が来た」と騒ぎになり、2000年は「ミレニアム」(ミレニアル)と言われるようになりました。

そして2000年頃からインターネットが一般家庭に普及し始め、1980年~1995年に生まれた人たちがパソコンやタブレットを使いこなしていることから、彼らは「ミレニアル世代」と呼ばれるようになったのです。

「ミレニアル世代」は、幼少期から青年期の間にITの急速な成長期を経験しています。

その影響で環境の変化に適応する力が高く、自由な思想を持つところが特徴とされています。

ちなみに「ミレニアル世代」「Y世代」とも呼ばれます。

Y世代という名前がついているのは、1965年~1980年生まれを表す言葉に「X世代」があり、Xの次に来るのがY、という理由があるためです。


「Z世代」とは?

「Z世代」は1995年頃より後に生まれた世代のことです。

“GenerationZ”(ゼネレーションZ)とも呼ばれます。

主に、生まれた時からソーシャルメディア(メール、SNSなど)が利用できる環境にあった「ソーシャルネイティブ」を指して使われます。

「Z世代」という名称は、1965年~1980年生まれが「X世代」、1980年~1995年生まれが「Y世代」と呼ばれたところから来ています。

X世代は1990年代に出版された小説に登場する概念で、それまでにいなかったタイプを意味しています。

アルファベットを用いた世代の呼び方はX世代から始まり、アルファベットの順番がX、Y、Zだから、という理由でY世代、Z世代という言葉が誕生しました。

Z世代は幼少期からデジタルメディアに慣れ親しんでいるため、スマートフォン、SNSやアプリが生活の一部になっている人が少なくありません。

マルチタスクが得意、多様性を受け入れる、といった特徴もみられます。


「ミレニアル世代」と「Z世代」の違い

「ミレニアル世代」「Z世代」の違いを、分かりやすく解説します。

「ミレニアル世代」は1980年~1995年生まれ、Y世代とも呼ばれます。

「Z世代」は1996年以降生まれを指しており「ミレニアル世代」の次世代にあたります。

どちらもデジタルメディアに慣れ親しむ世代ですが「ミレニアル世代」に比べると「Z世代」はソーシャルメディアを日常的に利用し、多様性を大切にする傾向が強くみられます。

まとめ

「ミレニアル世代」「Z世代」は近年誕生した新しい概念で、ビジネスニュースでもしばしば取り上げられています。

混同されがちなので、それぞれの意味や語源を勉強しておくとよいでしょう。

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