この記事では、「ミートソース」と「ボロネーゼ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミートソース」とは?
トマトピューレ・タマネギ・牛ひき肉・香辛料などを混ぜて煮込んだものです。
作り方を簡単に説明します。
まず、フライパンにサラダ油を熱し、塩・胡椒をふった牛ひき肉を炒めます。
そこに、トマトの水煮を加えて15分ほど煮込んで水けを飛ばします。
味をみて、足りなければ塩を加えます。
できあがったものは、パスタにのせて食べることが多いです。
パスタの上にソースをのせて出すスタイルが一般的で、店では混ぜた状態で出すことはあまりありません。
パスタ以外では、グラタン、ラザニア、ミートパイなどの料理にも活用できます。
「ミートソース」の使い方
トマト・ひき肉・タマネギなどの材料を煮込んだ料理を指して使用する言葉です。
「ボロネーゼ」とは?
ボローニャ風のという意味です。
ボローニャとは、イタリアの都市です。
日本で「ボロネーゼ」という場合は、ひき肉・タマネギやセロリなどの野菜・トマトを煮込んだ料理を指す場合が多いです。
作り方を簡単に説明します。
フライパンにサラダ油を熱し、牛ひき肉を炒めます。
牛ひき肉の色が変わってきたら、刻んだ野菜を加えて、さらに炒めます。
次にトマトの水煮、ワイン、塩を加えて煮込みます。
ある程度水分が飛んだら完成です。
この料理は、パスタと絡めて食べることが多いです。
上に乗せるだけでなく、絡めます。
その他にはラザニアにも使用されます。
「ボロネーゼ」の使い方
料理を指して使う言葉です。
ひき肉、トマト、タマネギなどを煮込んで作ります。
「ミートソース」と「ボロネーゼ」の違い
どちらの料理も材料が似ており、作り方も似ていますが違うものです。
まず、水分量が違います。
水分量が多いのは「トマトソース」です。
「ボロネーゼ」は、ややひき肉のそぼろ感があります。
味は「ミートソース」の方がやや甘いです。
使用する材料は似ていますが、「ボロネーゼ」はワインを使用するのに対し、「ミートソース」はワインは使用しません。
どちらもパスタと一緒に食べることが多いのですが、盛り付け方に違いがあります。
「ミートソース」は上に乗せて出すことが一般的で、「ボロネーゼ」はパスタに絡めます。
パスタ以外には、ラザニアに使用されることがあります。
この点はどちらも同じです。
「ミートソース」の例文
・『レトルトのミートソースを温める』
・『今日のミートソースはうまくできた』
・『ミートソースが服について落ちない』
・『肉の代わりに大豆ミートを使ってミートソースを作る』
「ボロネーゼ」の例文
・『飲食店でボロネーゼを食べる』
・『友達が作ったボロネーゼがおいしい』
・『始めてボロネーゼを作った』
・『料理教室でボロネーゼの作り方を習った』
まとめ
どちらの料理も見た目が似ており、食べ方も似ていますが、それぞれ違うものです。