この記事では、「メモリアル」と「アニバーサリー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「メモリアル」とは?
「メモリアル」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「メモリアル」は英語表記にすると「memorial」になります。
「メモリアル」には「何かを記念したもの」という意味があります。
例えば、デビュー50周年の歌手が、それを記念してコンサートを開くとき、「デビュー50周年、メモリアルコンサート」となります。
また、恋愛しているカップルには、「付き合い始めた日」「初めてお泊りをした日」など、様々な記念日があるのではないでしょうか。
そんな日を迎えたとき、「今日は初めて海外旅行を二人でした、メモリアルデー」などと表現できます。
また、「記念品」のことを「メモリアル」と表現することも珍しくありません。
「この銅像は市政100年のメモリアルです」などと言われることがあります。
「アニバーサリー」とは?
「アニバーサリー」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「アニバーサリー」は英語表記にすると「anniversary」になります。
「アニバーサリー」は、「毎年の記念日」を指します。
例えば、「誕生日」は、一年に一度しか来ないため、「アニバーサリー」になります。
さらに、「結婚記念日」を迎えたとき、「創立〇周年」を迎えたときなども「アニバーサリー」という言葉を使います。
幸福な記念日と言う意味で「ハッピーアニバーサリー」という言葉を使うこともあります。
結婚記念日などのめでたいとされる記念日に使われます。
また、生まれてようやく1歳になった子供が、「最初のアニバーサリー」を迎えることになります。
このことから、「ファーストアニバーサリー」などといってお祝いすることがあります。
「メモリアル」と「アニバーサリー」の違い
「メモリアル」と「アニバーサリー」の違いを、分かりやすく解説します。
「メモリアル」には「何かを記念したもの」という意味があります。
「アニバーサリー」は、「毎年の記念日」を意味します。
このように、何かを記念する日、記念日などはすべて、「メモリアル」に含まれています。
一方で、毎年一度訪れる記念日を「アニバーサリー」と呼びます。
例えば、結婚10周年は「メモリアル」でもありますし、「アニバーサリー」でもあります。
ただし、結婚10周年を記念して夫婦の銅像を建てた場合は、「メモリアル」と呼ぶことができますが、「アニバーサリー」と呼ぶことはできません。
このように「メモリアル」と「アニバーサリー」には違いがあり、「記念すること全般」を「メモリアル」、「記念日」を「アニバーサリー」と覚えておくといいでしょう。
まとめ
「メモリアル」と「アニバーサリー」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、明確な意味の違いがありました。
意味を知ることで、「メモリアル」と「アニバーサリー」を使い分けながら、大切な記念日などをお祝いできるのではないでしょうか。