何気ない会話の中には、意味がよく分からない用語もあります。
この記事では、「リセールが悪い」の意味を分かりやすく説明していきます。
さらっと学んで、言葉の達人になっていきましょう。
「リセールが悪い」とは?意味
リセールが悪いとは、リセールバリューが悪いこと。
つまり再販したとき、高く売れないことです。
乗っている車を中古車販売店に下取りに出したときに、思うような値段で買い取ってもらえない場合につかいます。
リセールが悪い理由として挙げられるのは、車そのものの価値がないことです。
どんなに高級で最高ランクの車であっても、時代にマッチしていなかったり、買い手が付かなかったりすると、その価値はどんどん下がっていってしまいます。
最近では中古車市場の傾向も、大きく変わっています。
売れる中古車として、よく名前が挙がるのが各社の軽自動車。
そしてハイブリッドなどの燃費がいい車です。
反対にセダンや高級外車など「維持費の高い車」はリセールが悪い車として、敬遠されているケースが増えています。
「リセールが悪い」の概要
リセールが悪いの「リセール」は「リセールバリュー」という英語から生まれた、日本ならではの言葉です。
リセールバリューは車業界だけではなく、不動産業界でもつかわれています。
中古として売り出したとき、どのくらい価値があるか教えてくれるのが「リセールバリュー」です。
リセールバリューがある車やマンションは、リセールが良いといわれます。
反対にリセールバリューがない車やマンションは、リセールが悪いといいます。
多くのユーザーが欲しいと思えるものは、リセールが良いもの。
多くのユーザーが見向きもしないものは、リセールが悪いものです。
ちなみに売れる車の特徴には、人気の車種であること、走行距離が浅いこと、車の状態がキレイなことが挙げられます。
「リセールが悪い」の言葉の使い方や使われ方
「リセールが悪い」は、このように使っていきます。
・実家の車の短所は年式が古く、リセールが悪いことだ。
・近所のディーラーに見てもらったところ、想像以上にリセールが悪かった。
・国内でリセールが悪い車は、海外の市場で高く売れることもある。
リセールが悪いとは、車の再販価値が低いこと。
そのためマイカーの評価をするとき、査定に出すタイミングなどで使います。
「リセールが悪い」の類語や言いかえ
「リセールが悪い」はこのような言葉に置きかえできます。
・リセールバリューが低い
・下取り価格が安い
・査定額が安い
・高く買い取ってもらえない
リセールが悪いは「リセールバリューが低い」「査定額が安い」などに置きかえできます。
まとめ
「リセールが悪い」の意味や使い方をチェックしました。
「リセールが悪い」とは「リセールバリューが悪い」の略です。
おもに中古車販売で、下取り価格が安い場合に用いる表現です。
中古車として価値がない車、再販しにくい車といった意味合いがあります。
カタカナ混じりの用語を、正しくおさえていきましょう。