「リバティ」と「フリーダム」の違いとは?分かりやすく解釈

「リバティ」と「フリーダム」の違いとは?違い

この記事では、「リバティ」「フリーダム」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つのよく似た印象を持つ言葉には、一体どのような違いがあるでしょうか。

「リバティ」とは?

「リバティ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「リバティ」は英語表記にすると「liberty」になります。

「リバティ」には「束縛のない自由や、行動の自由。

気まま」
などと言う意味があります。

ちなみにアメリカ・ニューヨークの「自由の女神」は英語にすると「The Statue of Liberty」と言います。

アメリカ合衆国の独立の象徴とされる「自由の女神」は、自由を勝ち取るため、イギリスやフランスと戦い勝利したことの証とされています。

「自由の女神」の例で分かるように、「リバティ」「能動的に自由をつかむ」というような意味があります。

初めから与えられている自由ではなく、自分で自由をつかみに行くようなとき、「リバティ」という言葉を使うことになります。


「フリーダム」とは?

「フリーダム」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「フリーダム」は英語表記にすると「freedom」になります。

「フリーダム」には「自由」という意味があります。

「フリーダム」の場合の自由は、もともと誰でも持っている権利としての自由というニュアンスがあります。

自分がしたいことを、好きなときにすることができるというような「自由」「フリーダム」と呼びます。

平和な村で、楽しそうに子供が走り回っていたり、おじいさんが昼寝をしていたり、若者が恋に落ちているような自由が、「フリーダム」の言葉の持つ印象になります。

人間が生まれたときから手にして、この世に持ってきたような、当たり前の自由を「フリーダム」と呼びます。


「リバティ」と「フリーダム」の違い

「リバティ」「フリーダム」の違いを、分かりやすく解説します。

「リバティ」「フリーダム」のどちらも、「自由」を意味する言葉になります。

しかし、「フリーダム」が、人間が生まれながらにして手にしているような、受身的な自由を意味するのに対して、「リバティ」は、戦いによって勝ち取った権利としての自由というようなニュアンスの違いがあります。

王族の圧政に耐えていた市民が、武力放棄して自由を勝ち取るような場合は「リバティ」となります。

一方で、生まれながら持っている自由を謳歌したり、満喫するようなニュアンスがある場合は、「フリーダム」という言葉を使います。

このように、もともとある自由を「フリーダム」、勝ち取らなければ手にできない自由を「リバティ」と覚えておくといいのではないでしょうか。

まとめ

「リバティ」「フリーダム」の違いについて見てきました。

どちらの言葉にも「自由」という意味がありますが、ニュアンスにおいて、かなりの違いがありました。

「能動的な自由」「リバティ」「受身的な自由」「フリーダム」お覚えおくと、使い分けができるかもしれません。

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