「ロゴ」と「シンボルマーク」の違いとは?分かりやすく解釈

「ロゴ」と「シンボルマーク」の違いとは?違い

この記事では、「ロゴ」「シンボルマーク」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ロゴ」とは?

漢字で「露語」と書くとロシア語の意味になります。

大文字で“LOGO”とするとロゴ言語の略です。

ロゴ言語とは、プログラミング言語の一種です。

また、「ロゴ」にはロゴタイプの略の意味もあります。

ロゴタイプには2つの意味があります。

ひとつは、連字の一種で、文字や綴りを1本に鋳込んだものです。

活版印刷で使われます。

もう一つの意味は、図案化や装飾化をした文字のことです。

タイトル名、企業名、商品名などの文字を、一つであるいはいくつか組み合わせて、装飾をしたりして、個性的にしたものを指します。

これはイラストではなく文字です。

漢字、ひらがな、アルファベット、カタカナなどが用いられます。

書籍やインターネットサイトの一般的な文章に使用される形の文字ではなく、「u」のお尻の部分を少し跳ねさせる、「M」を笑顔のような形にするといったものです。


「ロゴ」の使い方

企業名や商品名などの文字を装飾して個性的な形にしたものを指して使用することが多いです。

身近なところにこれは存在しているので、日常的にこの言葉は使われます。


「シンボルマーク」とは?

企業、団体、会社などを象徴する記号やデザインのことです。

文字や図などが使用されます。

たとえば、菊のマークは皇室や宮家を指しており、桐のマークは日本国政府や内閣を指しています。

それぞれの都道府県にもマークがあります。

静岡県の場合は、富士山や駿河湾などを表現した形になっています。

富士山のような山の形の下に、湾を抱えるような形です。

千葉県の場合は、星のような形をしています。

このマークをみて、それだとわかるようなものを意味する言葉です。

「シンボルマーク」の使い方

企業、団体、会社などを象徴する記号やデザインを指して使用する言葉です。

文字や図が使用されますが、図を使ったものが多いです。

それをみれば○○だとわかるようなものを指します。

「ロゴ」と「シンボルマーク」の違い

どちらの言葉が指すものも企業や団体などを示すものですが、言葉の意味は異なります。

前者は文字を組み合わせたり、装飾したりしたものです。

絵は使用されません。

後者は、それを象徴する図です。

文字だけということは、ほとんどありません。

「ロゴ」の例文

・『ロゴがプリントされたTシャツ』
・『ロゴをデザインする』
・『ロゴを制作する』
・『このロゴを見ればすぐにあれだとわかる』

「シンボルマーク」の例文

・『それぞれの県のシンボルマークを調べる』
・『シンボルマークを公募する』
・『新しくシンボルマークを考える』
・『広く知られているシンボルマーク』

まとめ

2つの言葉が指すものは、企業や団体などを示すものです。

しかし同じものではなく、一方は文字を装飾して個性的な形にしたもの、もう一方はあるものを象徴する図を指しています。

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