「ワイルド」と「ダンディー」の違いとは?分かりやすく解釈

「ワイルド」と「ダンディー」の違いとは?違い

この記事では、ワイルドとダンディーの違いを分かりやすく説明していきます。

ワイルドとは?

ワイルドとは、野性味溢れるさまという意味があります。

アマゾンの奥地を駆け抜けるターザンのような原始的な顔と体型を持つ男性は目野性味溢れる目鼻立ちなのも特徴的。

裸足で木によじ登り、鉈で枝を一振りで切り、抱えて家まで持って行く。

そして自分で小屋を作ったり、枝に火をつけて風呂を沸かすなど何でも自分で作り上げるだけの体力と気力があるその姿がワイルドと言います。

また、丸ごと焼いた肉は豪快にかぶりついて食べるは、骨があればブッと吹き出してそこら辺に捨てるそのさまは野蛮ですが、どこか怖いもの知らずでなんにでも体当たりで挑みそうなその姿は、異性にとって魅力的に感じるのです。

性格は興奮しやすく、野性的な雄たけびをあげながら走り回り、物に怒りをぶつける。

少し暴力的な性格のため、怒るとなかなかおさまらないのもワイルドな男性の特徴です。

話し方は雑で、言葉遣いも乱暴な言い方ですし、上品で紳士的なところはありませんが、情熱的で勢いのある行動は異性を惹きつけて離しません。


ダンディーとは?

ダンディーとは、紳士的な身なりを重視し、巧みで丁寧な言葉づかいができる男性という意味があります。

落ち着きがあり、余裕ある振る舞いができる人をダンディーと表します。

元々は中流階級の貴族を指す言葉であり、金銭的に余裕がある男性なので、着る服も趣味も高級品を嗜む傾向が見られました。

充分な資産を持っている男性は過酷な労働する必要もなく、お洒落と会話を楽しむ。

そして、立ち振る舞いや仕草、お洒落を追求し、乗馬で体を適度に動かし、ダンディーに暮らすわけです。

その後、1790年代にはイギリスとフランスの首都でダンディズム旋風が吹き荒れ、このダンディーな男性が現れます。

紳士的な男らしさを追求するうえで宗教を日常生活に取り入れることが美学として大事という考えがあります。


ワイルドとダンディーの違い

ワイルドとダンディーの違いを、分かりやすく説明します。

野性味ある顔と体型の男性をワイルドと呼び、上品さと丁寧な言葉遣いをするダンディーの体型は細身という違いがあります。

ワイルドな男性は振舞いも大雑把で原始的。

食べ方から行動も野性的ですが、ダンディーな紳士的は食べ方も行動も上品です。

ワイルドの例文

・荒々しい男性はワイルドだけど一緒にいると疲れてしまう。

・自然であるさまがワイルドな男性のイメージである。

荒々しく、自然でありのままに行動する男性はワイルドで胸が高鳴る女性が多いですが、ずっと四六時中一緒にいると疲れてしまいます。

ダンディーの例文

・ダンディーな男性は金の組み紐で飾った服を着て、優れた能力の馬に乗る。

・日本では1990年代に粋なセンスを持つ40代から50代の男性をダンディ・ルックと呼んだ。

品のいい服装に身を包んだ男性は能力が高い馬に乗り、乗馬を嗜みました。

日本では1990年代後半にダンディーという言葉が流行ります。

まとめ

見た目も振る舞いもかなり対照的なワイルドと紳士的な男性ですが、女性から見るとどちらも魅力的です。

人によっては野性的な人がいい、紳士的な人がいいと好みも分かれます。

好みの男性を選んで、自分色に染めてみるのもいいでしょう。

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