日本語には同じ読みの漢字がたくさんあって、難しく感じたことがありませんか。
この記事では、「不意打ち」と「不意討ち」の違いを分かりやすく説明していきます。
「不意打ち」とは?
「不意打ち」には、予期せずに相手を攻撃すること、予告なしに物事を行うことという意味があります。
予期しないは、突然、唐突と言い換えることができます。
予告とは、あらかじめ告げることです。
つまり、「不意打ち」は、突然に相手を攻撃することや、何も告げずに物事を行うことという意味になります。
「打」という漢字には、うつ、ぶつ、たたくという意味があります。
てへんが使われていることから、手でうつことを表しています。
「不意討ち」とは?
「不意討ち」には、予期せずに相手を攻撃すること、予告なしに物事を行うことという意味があります。
「不意討ち」にうろたえる、「不意討ちを食らう」のような使われ方をします。
「討」という漢字には、うつ、せめうつという意味があります。
「不意打ち」と「不意討ち」の違い
「不意打ち」と「不意討ち」は、どちらも同じ意味があります。
突然に相手に攻撃を仕掛けること、予告なしに物事を行うことです。
「打」でも「討」でも、どちらの漢字を使用しても間違いではありません。
まとめ
日本語には同じ読みの漢字がたくさんあり、間違った感じの使い方をしてしまうことがありますが、「不意打ち」も「不意討ち」も同じ意味で、どちらの漢字も使用することができます。