「他界隈掛け持ち」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「他界隈掛け持ち」とは?意味と使い方

インターネット上で「他界隈掛け持ち」という言葉を見かけて読み方がわからない、なんのことだかわからない、と思った人は多いかもしれません。

この記事では「他界隈掛け持ち」の読み方や意味をわかりや説明していきます。

「他界隈掛け持ち」の読み方と意味

「他界隈掛け持ち」は、「たかいわいかけもち」と読みます。

「界隈」「かいわい」と読み、一般的には「そこら辺、そこらあたり」という意味があります。

例えば、「新宿界隈」と言えば「新宿付近の辺一帯」を意味しており、場所を示すときに一定の区域を表すときに使います。

ですが、ネット上では「ジャンル」や「業界」、「属性」という意味で使われています。

属性は性質や特徴、ジャンルは種類、業界は業種のことを指します。

掛け持ちは2つ以上を同時に受け持つことなので、「他界隈掛け持ち」とは、違うジャンルや業界、属性を同時に受け持つことを言います。


「他界隈掛け持ち」の言葉の使い方や使われ方

「他界隈掛け持ち」の使われ方の例を紹介しましょう。

例えば、好きな音楽のジャンルがいくつもある場合には、 「KーPOPとジャニーズを他界隈掛け持ちしている」「ジャニオタ界隈とアニメ界隈を掛け持ちしている」などと言います。

推し(自分がいいと思って応援している人)が何人もいる場合には、「他界隈掛け持ちは、嵐の松潤とジャニースjrの西畑大吾くんです!」という風に使われます。

また、「界隈」という言葉だけで言い表すことも多くみられます。

例えば、「オタク界隈の人たちってアイドル界隈の人たちよりもずっと大人しいんだね」「SNS業界では今、〇〇っていう新製品が大人気なんだって!」などのように使われています。


「他界隈掛け持ち」の類語や言い換え

「界隈」の類語や言い換えには、「辺り」「付近」「周辺」「そば」「地区」「近辺」などがあります。

「辺り」は、そのものの近くや周囲を表し「付近」とほぼ同じように使われますが、正確には「付近」よりも「辺り」の方が広範囲を示すとされています。

「近辺」も似たようなニュアンスで使われますが、「大体」という意味があり地図上などで場所を示すときに使われます。

その際は、示したい地点から歩いて移動できる範囲を指しています。

ですので、「駅近辺」と言えば駅から歩いて移動できるくらいの範囲を示しているのです。

「周辺」は表したい地点を取り囲んでいる場所やものを意味しており、「近辺」と似ていますが1箇所ではなく複数の場所を漠然と示すときに使います。

「駅周辺の店舗」と言えば、駅を囲んでいる近くの店舗という意味になり、駅を中心として考えるときに使われます。

まとめ

「界隈」は日常でも会話や新聞、本などでよく使われる言葉ですが、「他界隈掛け持ち」というときには、ニュアンスが少し変わっています。

他のジャンルや業界、属性をいくつも受け持つことを指すので、間違えないように使ってください。

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