「作業妨害用BGM」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「作業妨害用BGM」とは?新語・ネット用語

この記事では、「作業妨害用BGM」【さぎょうぼうがいようびーじーえむ】の意味を分かりやすく説明していきます。

「作業妨害用BGM」とは?意味

「作業妨害用BGM」【さぎょうぼうがいようびーじーえむ】とは、作業の効率化を上げるために流す音楽があまりにも良すぎるため仕事にならないという気持ちにする曲で困るという意味があります。

ずっと同じ作業ばかりしているとマンネリして効率が下がってしまうとき、BGMを流すことで気分に変化が生まれ、仕事を意欲的にやろうという気持ちも上がるでしょう。

しかし、BGMの選び方を一つ間違えれば気分が高まりすぎて興奮してしまい、作業にならないばかりか聞き入ってしまい、まったく仕事にならない状態に陥ってしまうのです。


「作業妨害用BGM」の概要

自分が時間内にやらなければならないと思う仕事しようと取り掛かったのはいいのですが、途中で飽きてしまったため気分を変えようと「作業妨害用BGM」を流しますが、曲のテンポが良すぎて思わす興奮してしまったため体がビートを刻んでいたとか、ヘッドバンしていたとき、その音楽は作業の妨害になってしまうわけです。

このような作業を妨害してしまうBGMは歌詞が心に訴えかけてくるものであったり、涙が出るような悲しいメロディー、ダンスしたくなるテンポの速い曲などが挙げられます。

他にも自分が実際にプレイしたゲームで勝利したときに流れたもの、クライマックスで聴いた曲など思い入れがあるメロディーが流れて落ち着かなくなるのも「作業妨害用BGM」になってしまうのです。


「作業妨害用BGM」の言葉の使い方や使われ方

作業ではなく、曲の方に神経がいってしまったときそれは「作業妨害用BGM」になり、自分にとっては害のあるものになってしまうというときに使う言葉です。

楽器の叩く音が心に響いてしまったためエアードラムしていたとか、ペンを握って熱く歌っていた、曲に合わせて踊ってしまったとき自分のその愚かな行為にも使われています。

この言葉の類義語には「安全運転妨害用BGM」があり、運転手がハンドルを握りながら聞き入ってしまうバラードやトランスなど落ち着かず、車の運転に支障をきたしてしまう曲などが当てはまります。

「作業妨害用BGM」を使った例文(使用例)

・『書類作成しているとき作業妨害用BGMが流れ続けるといつの間にかエアギターしていた』
・『懐かしいアニメソングはつい感情移入してしまい、作業妨害用BGMになってしまう』
・『作業妨害用BGMがどのようなものか知りたければニコニコ動画で聴いてみよう』
大事な書類を作成しているときふとその手が止まってしまい、集中力が途切れてしまうのであればその曲は「作業妨害用BGM」になってしまいます。

とくに、懐かしいアニメソングは子供の頃に聞いて感動した覚えがある人はいつまでもそのメロディーや歌詞が心に残っているため、思わず仕事を中止して聞き入ってしまう人もいます。

そんな人によっては困った「作業妨害用BGM」がどのようなものか聴いてみたいときは「安全運転妨害用BGM」も投稿しているニコニコ動画で聴いてみるといいでしょう。

まとめ

張り切って作業に取り掛かろうとして曲を流してみれば、自分の気持ちが掴まれてしまういいメロディーに前よりも作業が進まなくなり、気がつけばやるべきことが終わらなかったという残念な状況になるのがこの「作業妨害用BGM」の怖いところです。

BGMを流すのもときには作業効率が上がっていいですが、早く終わらせたい仕事するときはあまりにも聞き入ってしまうような曲は流さない方がいいでしょう。