「作用」と「効果」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「作用」と「効果」の違いとは?違い

この記事では、「作用」「効果」の違いを分かりやすく説明していきます。

「作用」とは?

「作用」の主な意味は3つあります。

1つめは、他のものに力が達して影響を与えること、またその働きです。

植物と太陽の関係で考えてみます。

植物は太陽の光を利用して自らエネルギーをつくり出しています。

このことは、太陽が植物に影響を与えているということができます。

太陽の光を受ければ植物が成長をし、太陽の光がなければ植物は成長できません。

これを「太陽光は植物の生育に作用する」ということができます。

2つめは、生物が生存していくための心や体の働きです。

人間は食物を摂取して生きています。

ただ食物を口にすればよいのではなく、生きていくためには食物を消化吸収する必要があります。

消化することを「消化作用」といいます。

これは、人間が生存していくための体の働きです。

3つめは、2つの物体の間で一方がもう一方に加えた力です。


「作用」の使い方

他に力を及ぼして影響を与えるという意味で使用されることが多いです。

与えた影響が好ましいものなのか、そうでないのかを問わず使用することができます。


「効果」とは?

「効果」には2つの意味があります。

一つは、ある働きかけによって現れる望ましい結果です。

薬のことで考えてみます。

熱がでたときに解熱剤を飲むことがあります。

解熱剤を飲むと上昇していた体温が下がってきます。

40度などあまりにも体温が高くなると人間にとっては危険なので、熱が下がったことは好ましいといえるでしょう。

薬を飲んで好ましい結果が現れているので、これは「薬の効果」ということができます。

薬以外のことについてもいいます。

たとえば、宣伝です。

ポスターを貼る、CMを流すなどの宣伝をすることで、製品の売り上げが向上することが期待できます。

実際に製品の売り上げが上がれば、「宣伝効果」ということができます。

もう一つの意味は、映画や舞台で聴覚や視覚に訴える技法です。

雨や風の音、煙などがあります。

「効果」の使い方

ある働きかけによって現れる望ましい結果という意味で使用されることが多いです。

悪い結果が現れたときには、この言葉は使用しません。

「作用」と「効果」の違い

どちらの言葉にも、ある働きかけによる影響という意味が含まれています。

しかし、やや意味合いが異なります。

前者の言葉は、働きかけによる影響がよいものでも悪いものでもいうことができます。

後者の言葉は、働きかけによる影響が好ましいものである場合にだけいいます。

「作用」の例文

・『吸収をおだやかにする作用が期待できます』
・『殺菌作用があります』
・『驚くような作用』
・『日本茶の作用が注目されている』

「効果」の例文

・『高い効果が期待できます』
・『この製品は効果がない』
・『効果を発揮させるための使い方』
・『効果が認められた』

まとめ

ある働きかけによる影響という意味合いを持つ2つの言葉ですが、一方はよいことにも悪いことにも使用し、もう一方はよい結果だけに使用する点が違います。

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