この記事では、「元気旺盛」の意味を分かりやすく説明していきます。
「元気旺盛」とは?意味
心身の活動の源が非常に盛んであることです。
元気には3つの意味があります。
1つめは、心や体を働かせる源になる力です。
悲しいことがあると何かをする力がでてきません。
このときには、活動の源となる力が低下してしまっています。
おいしいものを食べると、何となくやる気が出てくることがあったり、凹んでいた気持ちが前向きになったりすることがあります。
このときは、活動の源となる力がある状態です。
2つめの意味は、体の調子がよいことです。
大きな病気をしていない、頭痛や腹痛などの不調がないような状態を意味します。
3つめは、天地の間にあって宇宙に存在するすべてのものをつくり出す根本となる精気です。
旺盛には、活発に動く力が非常に盛んであるさまという意味があります。
何が活発なのかという意味は含まれておらず、食欲、好奇心、サービス精神など、さまざまな事柄についていいます。
こういったことから、「元気旺盛」は心や体を働かせる源になる力が非常に盛んであることという意味になります。
「元気旺盛」の概要
元気は数値化して表すことができませんが、それが非常に盛んであるか、そうでないかを見た目から知ることができます。
小さな子どもは大人と違い、外を活発に動き回ります。
公園の中を走り回ったり、ジャングルジムに登ったり、滑り台を何度も滑ったり、昆虫を追いかけたりなど、じっとしていることがありません。
活発に動くためには、心や体を働かせるための力が必要です。
好きな人にふられてしまったとき、何もする気が起きなくなってしまうことでしょう。
ぼーっとして、食事を食べたり、掃除をしたり、お風呂に入ったりなどする気がでてきません。
このときには、心や体を動かすための力が低下しています。
公園を活発に走り回る子どもには、体を動かす力がたくさんあります。
心の力もたくさんあるため、動かそうという力がわいてきます。
この子どものようなさまが「元気旺盛」が意味するものです。
「元気旺盛」の言葉の使い方や使われ方
心や体を働かせる源になる力が非常に盛んなさまを指して使用をします。
不活発なことには使用しません。
バイキングに行くとあれもこれも食べたくなることがあります。
オムライス、ケーキ、ハンバーグ、シュークリーム、パスタ、サラダ、グラタンなど、いろいろ食べたく、結局食べたいものをすべて食べてしまいました。
これは、食べるという行為をする体の力が非常に盛んだといえますが、食べることにはこの言葉は使用しないことが一般的です。
「元気旺盛」の類語や言いかえ
「元気全開」が似たような意味の言葉です。
全開には、もっている力を最大限に出すという意味があります。
まとめ
心や体を働かせるためには、そのための力が必要です。
その力が非常に充実していて勢いがよいことを、この言葉は意味しています。