「創業」と「設立」の違いとは?分かりやすく解釈

「創業」と「設立」の違い違い

この記事では、「創業」「設立」の違いを分かりやすく説明していきます。

「創業」とは?

「創業」とは、事業を始めるという意味になります。

また事業の基礎を作り始めることでもあります。

「創業」の逆の言葉は「廃業」となります。

これはそれまでの仕事をやめるという意味で、会社の経営などが行き詰り「倒産」したという意味ではありません。

経営状況に関係なく「廃業」はありえます。

「創業」「廃業」はセットで覚えておくといいでしょう。

一般的に「創業」して歴史が長いということは、それだけ長い年月仕事が続いていたということで、良いイメージがあります。

その為「創業〇〇年の伝統」「江戸時代に創業した〇〇店」といった言葉が、その会社やお店を紹介する際によく使われます。


「設立」とは?

「設立」とは、会社、学校などの機関、組織などを「新しく作ること」を言います。

それまであったものを新しくするのではなく、一から新しいものができ上がる時にのみ使う言い方となります。

「私の祖父が、この学校を設立した」「社長室に、設立者の写真を飾っている」などと、使います。


「創業」と「設立」の違い!

「創業」「設立」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は、似ていますが意味が違いますので混同しないようにしてください。

「創業」とは、事業を始めることを言います。

一方で「設立」とは学校、会社などの独立した機関、組織を新しく作ることです。

会社の経営者の場合、「創業者」「設立者」が同一人物であるということは珍しくはないでしょう。

しかし学校など教育する場は「設立」という言葉は使いますが、「創業」という言い方はしません。

使い分け方を覚えておくならば、「創業は事業に対して使う言葉」「設立は学校、会社など新しく作る時に使う言葉」となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「創業」「設立」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味を正しく理解して、使い分けてください。

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