「半値押し」と「半値戻し」の違いとは?分かりやすく解釈

「半値押し」と「半値戻し」の違い違い

この記事では、「半値押し」「半値戻し」の違いを分かりやすく説明していきます。

「半値押し」とは?

「半値押し(はんねおし)」とは、「今まで上昇トレンドであった株・為替(FX)などの相場が一時的に反転して下落する際、上昇幅の2分の1の値動きで価格が落ちること」を意味している投資のチャート分析の用語です。

「半値押し」の値動きが見られた場合、「一時的な下落の後に、再び上昇トレンドに入る可能性」が高くなるとされています。

「半値押し」が起こる原因として、「買い方の利益確定・利益確定を見越した売り方の一時的な売り圧力」などを考えることができます。


「半値戻し」とは?

「半値戻し(はんねもどし)」とは、「今まで下落トレンドであった株・為替(FX)などの相場が一時的に反転して上昇する際、下落幅の2分の1の値動きで価格が戻ること」を意味している投資のチャート分析の用語です。

「半値戻し」の値動きが見られた場合、「一時的な上昇の後に、再び下落トレンドに入る恐れ」が強いとされています。

「半値戻し」が起こる原因として、「売り方による買い戻し・買い戻しを見越した一時的な買い圧力」などを考えることができます。


「半値押し」と「半値戻し」の違い!

「半値押し」「半値戻し」の違いを、分かりやすく解説します。

「半値押し」「半値戻し」はどちらも株・為替(FX)などの相場のチャート分析で使用される用語ですが、「半値押し」というのは「株・為替の上昇トレンドで見られやすい値動きで、一時的に価格が反転下落しても(上昇幅の2分の1の下落があっても)、その後も価格が上昇しやすいこと」を意味しています。

「半値押し」に対して「半値戻し」のほうは、「株・為替の下落トレンドで見られやすい値動きで、一時的に価格が反転上昇しても(下落幅の2分の1の上昇があっても)、その後も価格が下落しやすいこと」を意味している違いがあるのです。

まとめ

「半値押し」「半値戻し」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「半値押し」とは「今まで上昇してきた株などの相場が一時的に下落する際、上昇幅の2分の1まで株価が落ちること」を意味していて、「半値戻し」「今まで下落してきた株などの相場が一時的に上昇する際、下落幅の2分の1まで株価が戻ること」を意味している違いがあります。

「半値押し」「半値戻し」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。

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