「原点に戻る」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「原点に戻る」とは?意味と使い方

この記事では、「原点に戻る」の意味を分かりやすく説明していきます。

「原点に戻る」とは?意味

「原点に戻る」とは、物事の出発点に戻ることを意味しています。


「原点に戻る」の概要

「原点に戻る」「原点」とは、そこから物事が発展して作られる根源や、根拠の基本となる点のことを言います。

なので、「原点に戻る」は物事の基本となる点に戻ると言う意味合いになります。


「原点に戻る」の言葉の使い方や使われ方

「原点に戻る」の言葉を使った例文をいくつかご紹介します。

『物事が行き詰まり、うまく行かなくなった時は、一度原点に戻るようにすることで、解決策が見えてくるかもしれません』、『スランプ状態の彼に、原点に戻るようにアドバイスをしました』、『何事も時には、原点に戻る習慣を付けることで、自分の行くべき道を進んでいるのかを再確認することができます』、『ずっと同じ仕事をしてきましたが、ここで一度原点に戻り、自分が進むべき職業人生を見直してみたいと思います』、『私は常に原点に戻ることを頭の隅に置いて、目標実現に向かって進んでいます』

「原点に戻る」の類語や言いかえ

「原点に戻る」と似たような言葉としては、「基本に戻る」「出発点に戻る」「原点に立ち返る」「初心に帰る」、または「原点回帰」などが挙げられます。

「原点に戻る」と同じような意味を持つ言葉はけっこうあります。

これは「原点に戻る」ことの重要性を表している理由の一つかもしれません。

まとめ

「初心忘れるべからず」と言うことわざがあります。

どんなことでも続けていくうちに、つい最初の気持ちを忘れがちになってしまうことがあります。

それは目的を見失うことにも繋がります。

また、誤った方向に進んでしまうこともあります。

最初に掲げた目的を成し遂げるためにも、特に行き詰ってしまったような時は、「原点に戻る」ようにしたいものです。

初めの頃はモチベーションが高くても、同じことを続けていくと、徐々に下がっていってしまいます。

それは慣れてきたとも言い換えることができますが、やはりモチベーションが下がってしまうと、あまり良い効果がでなくなってしまうでしょう。

人は最初の目的を見失ってしまうと、やる気が起こらなくなってしまったり、いつのまにか止めてしまったりします。

自分の目的を達成するためには、それを実行していくための計画を立てることも必要ですが、やはりそれを続けて、成し遂げようとする気持ちが重要になってきます。

時々、「原点に戻る」ことで、自分が行くべき道が明確になりますし、もし途中で別の目標に変わったとしても、原点はその土台となるので、決して無駄にはなりません。

進んでみたら、いつのまにか別の方向に進んでいたと言うこともあります。

また、一見、自分の目標とは違うことに興味が湧いてくることもあるでしょう。

ですが、人生を長い目で見ると、すべてが繋がってくるのが分かる時がきます。

その時はやる必要性がわからないようなことでも、後で振り返ってみた時に、その理由が見えてきたりします。

どんな時でも、始める時の気持ちを忘れず、時には「原点に戻る」ようにし、一歩ずつ確実に前に進んでいきたいものです。

意味と使い方
意味解説辞典