この記事では、「反社」と「半グレ」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
「反社」とは?
最初に「反社」(はんしゃ)の意味をご説明致します。
「反社」とは、「反社会的勢力」(はんしゃかいてきせいりょく)の略称です。
そして、「反社」というのは、法律違反して稼いでいる組織集団です。
所謂、暴力団(ヤクザ)や半グレ集団を表しているのです。
もちろん、これに協力する者も対象になります。
「半グレ」とは?
次は「半グレ」の意味を解説していきます。
「半グレ」の場合は、組織には所属せずに、暴力や恐喝などを生業としている不良のことになります。
所謂、愚連隊です。
「反社」と「半グレ」の違い
ここでは「反社」と「半グレ」の違いを取り上げてみましょう。
「反社」とは、分かりやすく言うと組織に所属して、悪いことして金を稼ぐ集団です。
例として、ヤクザなどがこれにあたります。
「半グレ」の方は、組織に所属せずに違法行為で生活している者のことです。
例は、不良などがこれにあたるでしょう。
「反社」と「半グレ」の使い方の違い
続きましては、「反社」と「半グレ」の使い方の違いを説明します。
「反社」を使うときは、ヤクザなどが悪いことをして逮捕されたり、組織に所属している者を表現するときに使います。
「半グレ」の場合は、組織に属さずに違法行為に、手を染めている不良集団のことを表すときに使うものです。
それぞれの使い方を書きます。
前者の使い方
「反社を引退して、堅気になりました」
後者の使い方
「半グレはヤクザよりも稼げるらしい」
「反社」と「半グレ」の英語表記の違い
この項目においては、「反社」と「半グレ」の英語表記の違いを解説していきます。
「反社」を英語表記にすると、“antisocial forces”です。
「半グレ」の場合、“Hangure”若しくは“Bad”になります。
それぞれの例文を書きます。
前者の例文
“It is impossible to marry someone who was an antisocial force”(反社だった人と、結婚するなんて有り得ない)
後者の例文
“Hangure groups are in the city”(街では半グレ集団がのさばっている)
「反社」を使った例文
ここでは「反社」を使った例文を書いていきます。
・『反社に対する風当たりが強くなっている昨今だ』
・『今は反社になっても稼げる時代ではない』
・『反社になってもいいことなんてなかった』
・『反社を引退しても、ヤクザとみなされて、保険も入れない、口座も5年間は作れない』
・『反社で幹部になる人は、頭がいいのだろう』
「半グレ」を使った例文
最後に「半グレ」を使った例文を書きます。
・『半グレは所詮、半端モンの集まりだ』
・『半グレの方が、ヤクザより怖いときがある』
・『警察も半グレは、中々捕まえることができないようだ』
・『半グレから暴力団に入る人間もいるようです』
・『半グレとは付き合うなと親に言われた』
まとめ
まとめとして、「反社」は組織に所属して、違法行為する人のことです。
ヤクザなどが該当します。
「半グレ」の場合は、組織に属さずに、犯罪行為で金を稼ぐ集団のことを指しております。