「受け入れる」と「認める」の違いとは?分かりやすく解釈

「受け入れる」と「認める」の違い違い

この記事では、「受け入れる」「認める」の違いを分かりやすく説明していきます。

「受け入れる」とは?

「受け入れる」とは、人の言うこと、お願いごとなどを聞き入れること、また引き取り世話をする、他からのものを取り入れるという意味があります。

「受け入れる」は自分とは反対の意見であったり、納得できないことでも、相手側を尊重し拒否しないといった時に使います。

「彼女は心が広く、誰でも受け入れる」「難民を受け入れる覚悟をした」「その地方の風習を受け入れることで人々の信頼を得た」などと言い表します。


「認める」とは?

「認める」は、複数の意味がある言葉です。

自分が見て、存在を確認する、判断するといった意味と、意見、申し出、物事などが適正、妥当である、価値を持つと判断するといった意味があります。

また「確かにそうである」と肯定することも「認める」と言います。

このように三つの意味合いがありますので、どの意味合いなのか前後にある言葉で判断するようにしてください。


「受け入れる」と「認める」の違い

「受け入れる」「認める」は、何かを「肯定」するといった意味合いは共通しています。

しかし他の意味合いは違いますので混同しないように気をつけてください。

「受け入れる」は人の意見、要求などを聞き入れること、引き取って世話をすること、他からもたらされるものを自分に取り入れることです。

納得できないことであっても聞き入れる時に「受け入れる」と使うのです。

心が広い、優しいといった印象があるでしょう。

一方の「認める」は、自分の目で見て、確認する、判断する、適性である、妥当であるとすることです。

つまり納得がいかないから駄目だと切り捨てるといったこともあるわけです。

例えば、何かある物事を許可するとしても「受け入れる」「認める」ではニュアンスが違ってきます。

「受け入れるは納得していなくても聞き入れる」「認めるは自分の目で見て判断したこと」という風に覚えておきますと、使い分けが簡単になります。

「受け入れる」の例文

・『これも運命だと諦めて受け入れることにした』
・『これ以上、あなたの自分勝手な言い分を受け入れることはできません』
・『アルバイトで良ければ、我社はいつでも受け入れることができる』
・『反対意見は受け入れないと言うので、話し合いにならない』

「認める」の例文

・『彼の意見が正しいとはっきり認める形で、この問題を終わりにしたいと思う』
・『彼らはここで負けを認めるわけにはいかない事情がある』
・『これまで頑なに否定していたが、昨日になって自分が誹謗中傷をしていたと素直に認めた』
・『父は、妹の結婚を認めると言い出したが、僕はあの男のことは認めない』

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「受け入れる」「認める」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

「受け入れる」は納得できないことでも聞き入れるといった意味があります。

一方「認める」は自分の目で見て判断する、納得しているといった時に使います。

それぞれの言葉の意味を正しく理解して、ふさわしい方を選び使ってください。

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