「口当たり」と「舌触り」は同じような意味の言葉だと思っている人も多いですが実際は違っています。
その違いを説明します。
「口当たり」とは?
「口当たり」というのは食べ物を口の中に入れた時に感じるものです。
口の中全体で食べ物を感じることです。
これは食べ物の味だけでなく口の中の食べ物の食感や匂いまで感じてどう感じるかという時に使うものとなります。
なので単純に食べ物の味を感じる時に使うものではないです。
「舌触り」とは?
舌触りというのはその名前の通り舌で食べ物に触れた時にどのような感じがするかを表現する時に使う言葉です。
舌とあるので食べ物の味の事だと思うかもしれないですが、そうではないです。
「舌触り」はその名前の通りに舌に食べ物が触れた時の食感が良いか悪いかを表現する時に使います。
舌が感じるのは食べ物の味だけではなく、食べ物の食感も感じて総合的に美味しさを感じるようになっているので食べ物の美味しさを感じる時には「舌触り」も大事になります。
「口当たり」と「舌触り」の違い
「口当たり」と「舌触り」の違いはどのような違いがあるかというと、「口当たり」は口の中に食べ物を入れた時に感じるもので食べ物の風味を感じて直感的に美味しいか不味いかを判断するものです。
「舌触り」はというと、舌で食べ物が触れた時に感じるもので口の中に食べ物を入れただけでは分からないです。
舌に触れた感じが自分の好みかどうかという時に使うのが「舌触り」になります。
まとめ
「口当たり」も「舌触り」も食べ物が美味しいと感じるかどうかの重要な要素ですが、そのその感じ方に大きな違いがあります。
どちらも味以外の要素で食べ物の良さを表現する時に使うという点では共通しています。
ですが、その感じ方は全く異なるものです。