この記事では、「大東建託」と「積水ハウス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大東建託」とは?
「大東建託(だいとうけんたく)」とは、「オーナーから賃貸物件を一括で借り上げて一定比率の家賃収入を保証する賃貸経営受託システム(土地活用システム)で売上を伸ばしている建設会社」です。
「大東建託」は東京都港区に本社を置いていて、オーナーに対する賃貸住宅・土地活用の提案から、施工・集客マーケティング・建物管理までをシームレスに請け負うところに強みがあります。
「大東建託」の売上は1兆5,862億円(2020年3月期)、営業利益は1,279億円、従業員数は連結17,757人、単独8,939人になっています。
「積水ハウス」とは?
「積水ハウス」とは、「戸建住宅の建設販売・注文住宅の建設販売・賃貸経営・オーナーからの賃貸物件の借り上げなどの不動産事業を総合的に展開している建設会社・住宅メーカー」です。
「積水ハウス」は大阪府大阪市北区に本社があり、特に「戸建住宅・注文住宅・エコ技術を活用した住宅の建設販売」を強みにしていて、常に大和ハウス工業と業界トップの座を争っています。
「積水ハウス」の売上は2兆4,151億円(2020年1月期)、営業利益は2,052億円、従業員数は連結24,775人、単体14,616人になっています。
「大東建託」と「積水ハウス」の違い!
「大東建託」と「積水ハウス」の違いを、分かりやすく解説します。
「大東建託」も「積水ハウス」も日本の建設会社ですが、「大東建託」は「東京都港区」に本社があり、「積水ハウス」は「大阪府大阪市」に本社を置いている違いがあります。
「大東建託」は、「土地活用の賃貸経営受託システム(オーナーから一括で賃貸物件を借り上げて収益保証するシステム)」が最大の売りとなっていて、「賃貸物件の管理戸数」では日本で一位になっています。
大東建託に対して「積水ハウス」のほうは「賃貸物件経営・オーナーの賃貸物件の刈り上げ」もしていますが、「戸建住宅・注文住宅の販売」において日本で大和ハウス工業と一位二位を争っている違いを指摘できます。
企業としての売上規模は、「積水ハウス(約2兆4000億円)」のほうが「大東建託(約1兆5800億円)」よりも大きいです。
まとめ
「大東建託」と「積水ハウス」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「大東建託」とは「賃貸経営受託システム(賃貸物件の仲介事業)に力を入れている東京都港区に本社を置く建設会社」を意味していて、「積水ハウス」は「戸建住宅(注文住宅)・賃貸経営などを総合的に展開している大阪府大阪市北区に本社を置く建設会社」を意味している違いがあります。
「大東建託」と「積水ハウス」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。