「大災厄」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「大災厄」とは?新語・ネット用語

この記事では、「大災厄」の意味を分かりやすく説明していきます。

今さら聞けない日本語を学んでいきましょう。

「大災厄」とは?意味

大災厄は「だいさいやく」と読みます。

目を覆いたくなるくらいの大災害、あり得ないくらいの悲劇が大災厄です。

平和な暮らしとは正反対の、レアな日常。

非現実的なニュースをいいます。

もともと大災厄の「災厄」とは、せまり狂う災難のこと。

病気にかかったり事故に遭ったり、借金に苦しむことを災厄といっていました。

「大」はレベルの激しさをあらわします。

そのため大災厄で激しい災難、紛争をいいます。

突然大きな地震がやって来ること、ハリケーンのような巨大台風の被害に巻き込まれる状況が大災厄です。

できれば遭遇したくない、悲惨な状況を例えています。


「大災厄」の概要

大災厄というのは、アニメやカードゲームで用いられている表現です。

架空の世界で、巨大モンスターが現れて町をメチャクチャに壊すこと。

ビルや家が押し潰されてしまう憐れな様子を、大災厄と呼んでいました。

その後「人類にとっての脅威」という訳に発展しました。

SNSでは新型コロナウイルスのことを、大災厄という人もいます。

ちなみに三大災厄というと飢饉と疫病、戦争をあらわします。

世界情勢が不安定になっているので、いずれも他人事に思えない内容になっています。


「大災厄」の言葉の使い方や使われ方

・『十年前の大災厄で、多くの人が亡くなった』
・『大災厄に町が飲み込まれるSF映画を観た』
・『コロナの大災厄が早く無くなるように、お祈りした』

「大災厄」の類語や言いかえ

大災厄というのは、歴史に残るレベルの大災害をあらわします。

人類滅亡の危機と思えるくらいの、ピンチな状況をいいます。

そのため「自然災害」「大災害」そして「変災」「天災」という用語に言いかえできます。

天災というのは、ゲリラ豪雨や大洪水、大地震や大津波などの、天からやって来る災害をあらわします。

人がコントロールできない、自然の驚異です。

そして人の手によって下される災害は「人災」です。

不注意による災害も含まれますが、戦争のように人工的に生み出される災害も含んでいます。

またこれに似ているのが「カタストロフィ」です。

これはギリシャの言葉で、地球規模の大変動をいいます。

またアニメやゲーム、小説の悲惨すぎる結末をあらわします。

世界が崩れる一歩手前の、悲惨すぎる状況です。

ノストラダムスの大予言のように世界が一瞬で滅んでしまわないように、大災厄やカタストロフィは何としてでも防ぎたいものです。

まとめ

大災厄の意味と、使い方をおさらいしました。

大災厄とは、あり得ないくらいの天変地異のこと。

地球が壊れてしまう、破滅的な災害をいいます。

疫病や飢饉、戦争などの苦しい状況をあらわします。

ゲームやアニメでよく用いられる表現ですが、最近では新型コロナウイルスを例える言葉として馴染んでいます。