この記事では、「守る」と「護る」の違いを分かりやすく説明していきます。
「守る」とは?
「守る」の意味と使い方について紹介します。
「守る」の意味
「守る」は「まもる」と読みます。
意味は「侵害されない様に防ぐこと」「決まりや習慣に従う」「相手の攻撃に備える」「目を離さない」「様子を見る」です。
「守る」の使い方
「守る」には複数の意味がありますが、日常的に使う場合、主に以下の3つの意味があります。
1つ目は「侵害されたり悪い影響が及ばない様に防ぐ」という意味で、「子どもを犯罪から守る」などと使います。
2つ目は「決まりや習慣に従う」という意味で、「交通ルールを守る」などと使います。
3つ目は「相手の攻撃に備える」という意味で、スポーツで「ゴールを守る」などと使います。
「守る」に共通しているのは「現在の情況を保つ」という意味で使われることです。
「護る」とは?
「護る」の意味と使い方について紹介します。
「護る」の意味
「護る」も「まもる」と読みます。
意味は、こちらも「侵害されない様に防ぐこと」「決まりや習慣に従う」「相手の攻撃に備える」「目を離さない」「様子を見る」です。
「護る」の使い方
「護る」は、辞書では「守る」と同じ意味として記載されていますが、実際には使い分けがあります。
「護る」の場合、弱い立場のものを「かばう」「大切にする」「助ける」というニュアンスがあります。
「絶滅危惧種を護る」「本拠地を護る」など、「護衛」「警護」などの意味で使われることが多くなります。
「護る」は常用外漢字であり、新聞や教科書などでは使われません。
「守る」と「護る」の違い!
「守る」は「危険や害が及ばないように保つこと」です。
「護る」は「大切にかばいまもること」です。
まとめ
今回は「守る」と「護る」の違いをお伝えしました。
「守るは保つこと」、「護るはかばうこと」と覚えておきましょう。