この記事では、「審査」と「審議」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
「審査」とは?
最初に「審査」(しんさ)の意味をご説明致します。
「審査」の意味としては、対象となる物や人をより詳しく調べて分析および判断などをして、合否やランクなどを取り決めるという意味があります。
因みに「審査」をする人間を、「審査員」(しんさいん)と呼びますので、これも併せて把握しておいてください。
「審議」とは?
次は「審議」(しんぎ)の意味を解説していきます。
「審議」の意味とは、対象となる物や人に対して、調査の結果を用いてから、検討してみるという意味があります。
これは「審査員」が複数おり、審査員同士が話し合いをすることだと認識してもらうと非常に分かりやすいはずです。
参考にしてみてください。
「審査」と「審議」の違いとは?
ここの項目において「審査」と「審議」の違いを説明します。
「審査」の意味としては、対象物や人をより詳しく調べて、分析などをして出た結果を判断材料として、合否やグレードなどを取り決めるという意味です。
「審議」の場合は、対象物や人を、調査などの結果をみてから検討するという意味合いがあります。
いずれも「審査員」という人間が存在するということを覚えておいてください。
参考になれば幸いです。
「審査」と「審議」の使い方の違い
「審査」と「審議」の使い方の違いを見ていきます。
「審査」を使う場合は、対象となる物や人を、詳しく調べてから分析して出た結果を判断材料として使い、合否やランクなどを決める際に使います。
また、「審議」は、対象物・人を、調査してみてから結果を用いて検討してみるという際に使うのです。
前者の使い方としては、「歌のコンテストで審査されている最中だ」という使い方の例があります。
後者は、「審議の結果、今回は採用を見送ることになりました」というのがイメージしやすいでしょう。
いずれもよく理解して、活用してみてください。
「審査」を使った例文
では「審査」を使った例文を書いていきます。
・『審査員は非常に厳しい先生ばかりだった』
・『お金を借り入れをする際は、審査がある』
・『審査の結果、ローンは100万円までなら可能です』
・『コンテストの審査結果は、合格だった』
・『審査の基準は、人柄も見られているようだ』
以上が「審査」を使った例文です。
ご自分で応用などをして、利用してみてください。
「審議」を使った例文
「審議」を使った例文を書きます。
・『審議の結果、彼は刑事課には配属されないことになった』
・『これまでの実戦結果を用いて、審議した結果として、速力が不足しているという結論になりました』
・『審議の結果、利用不可能と通知がきました』
・『審議した結果としては、不合格だったようです』
・『審査員が審議するのには、30分はかかる』
以上が「審議」を用いた例文になります。
参考になれば幸いと考えます。
まとめ
最後のまとめは、「審査」というのは、対象となる人や物を、調べて分析するところから始まり、その結果を判断材料として、ランクや合否を決める意味があります。
「審議」というのは、対象となる物や人を調査し、その結果を用いて検討していくという意味です。
これらの言葉の使い方などを参考にして、ご自分で適切に使ってみてください。