「島買い」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「島買い」とは?新語・ネット用語

この記事では、「島買い」【しまがい】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「島買い」とは?意味

「島買い」【しまがい】とは、同人サークルが販売する島にある領分物を左端から右端まですべて買っていく行為を指します。

イベントホールの中側には机の固まりがありますが、ここには同人誌を販売するサークルがあります。

そのサークルで販売する同人誌が並んだ机を通いなれた人は「島」と呼び、好きな所で本を物色します。

この島ではジャンルごと売る同人誌が異なるのが特徴的で、同人誌ファンの間では「アイマスの島」と呼び、より愛着を込めるわけです。


「島買い」の概要

同人誌をこよなく愛す者にとって魅力的な島には自分好みのジャンルの本が並べられてあり、できればより多く買ってしまいたいと欲を持つ人はそのジャンルを売る場所から買い取りたいと思います。

その欲望を満たすためにお金がある人は机の上に並べられた同人誌をすべて買うことを「島買い」と呼んで購入しますが、その光景は周囲に驚きと興奮を与え、羨望の眼差しで見られます。

中身を見ずにしてあるものすべてを購入してしまう「島買い」は、他の者にその机の上にある本が買われないようにする行為でもあり、かなりの強行手段となります。


「島買い」の言葉の使い方や使われ方

同じジャンルの同人誌を並べている机を島と言いますが、一冊ごと買うだけでは物足りないと思う人は机の上に並べてあるジャンルの同人誌をすべて買いたいと思う衝動に駆られます。

すべての本を買いたいと思った人は机の上にあるすべてのものを購入するその行為を「島買い」と呼ぶわけです。

この「島買い」することでどの本を買えばいいか迷うこともありませんし、レベルの高い作品はどれかいちいち人に聞いたり、検索して調べる手間をかけなくてすむが魅力です。

類義語には「絨毯爆弾」があり、そこにあるジャンルの本をすべて買いまくるという人の行為を表し、地域一帯を手当たり次第に無差別攻撃して、相手を倒すという軍事用語からなる言葉になります。

「島買い」を使った例文(使用例)

・『バイトでお金が入ったからホールで島買いして周囲から驚かれた』
・『島買いすれば自分が求めていた理想的な掘り出し物を見つけられる』
・『島買いは資金が必要なため、事前にまとまったお金を用意しておこう』
何十冊も買うためにバイトしてお金を貯めてから同人誌を販売するイベントへ出かける人もいるほどまとまった資金が必要になる「島買い」は、机の前に立った時点ですぐに購入できるようお金を用意しておくことが必要です。

そんな「島買い」した本の中には思わぬ掘り出し物がありますので、レアな本に出会えるチャンスを掴める行為でもあり、同人誌ファンなら一度はやってみたいと思うわけです。

まとめ

まるで王様になったような気分になれる「島買い」は、すべての本を購入してしまう行為を表す言葉です。

中身も見ることなく、「ここからここまでください」と言うときの爽快感は島ごと買う者にしか分からないものですので、お金に余裕があるときは思い切り「島買い」して、日頃のストレスを発散してみるといいでしょう。