「御礼」と「内祝」の違いとは?分かりやすく解釈

「御礼」と「内祝」の違い違い

この記事では、「御礼」「内祝」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

「御礼」とは?

最初に「御礼」(おれい)の意味をご説明致します。

「御礼」とは、自分が相手から受けた厚意に対して、感謝を表すことです。

その方法も言葉の場合もあれば、プレゼントを使うこともあります。


「内祝」とは?

次に「内祝」(うちいわい)の意味を解説していきます。

「内祝」の場合は、仲の良い仲間達で開くパーティーのようなものです。

また、自分の家でめでたいことがあったときに、親しい人に贈り物をする場合も、この言葉が使われます。


「御礼」と「内祝」の違い

ここでは「御礼」「内祝」の違いを説明します。

「御礼」とは、相手に対して感謝の気持ちを、言葉や贈り物などで表現することです。

「内祝」は、身内などで開く祝い事や、家で良い事があったときに、友人などにプレゼントを通して知らせることを指します。

よって前者は、人に対する感謝を示すときに使います。

一方で後者は、親しい者同士の祝い事や繋がりを表すときに使うと理解すると分かりやすいでしょう。

「御礼」と「内祝」の使い方の違い

続いて「御礼」「内祝」の使い方の違いを解説します。

「御礼」を使うときは、相手への感謝を表すときに使います。

「内祝」は、身内などでパーティーをしたり、家で喜ばしいことがあったときに贈り物などをするときに使うものです。

使い方の詳細。

前者は、「相手に御礼を言うと、相手は照れていた」「御礼として食事券をプレゼントしました」です。

後者の方は、「今日の内祝は楽しかった」「内祝の贈り物としてタオルセットを贈りました」となります。

「御礼」を使った例文

次の項目においては「御礼」を使った例文を書いていきます。

・『御礼状を郵便ポストへ投函してきました』
・『御礼の品を贈りました』
・『御礼の気持ちとして、謝礼を30,000円ほど差し上げました』
・『やはり御礼というのは非常に大切だと思う』
・『御礼のプレゼントをしたら、わざわざお返しをしていただきました』

「内祝」を使った例文

最後に「内祝」を使った例文を書きます。

・『内祝するために、母と食料品や飲み物の買い出しに出かける予定です』
・『内祝は夕方から始まって、真夜中まで続きました』
・『子供ができたので、内祝いの贈り物を友人に贈ると、わざわざ連絡までくれました』
・『内祝はこぢんまりと開催しました。たまにも、静かな内祝も良いものです』
・『内祝の後片付けは、結局のところ、女性陣の仕事となってしまいました』

まとめ

まとめとして、「御礼」とは、相手から受けた厚意や恩義などに、感謝を伝えることです。

もちろんですが、方法は様々となり、言葉やプレゼントなどが代表的な方法となります。

そして、「内祝」ですが、これは身内だけなどで開く、祝い事となります。

尚、家で良いことがあった場合に、親しくしている人に対して、贈り物をすることとしても使えるのです。

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