「復帰」と「復職」の違いとは?分かりやすく解釈

「復帰」と「復職」の違い違い

この記事では、「復帰」「復職」の違いを分かりやすく説明していきます。

「復帰」とは?

「復帰」の意味と使い方について紹介します。


「復帰」の意味

「復帰」「ふっき」と読みます。

意味は「もとの位置や状態などに戻ること」です。


「復帰」の使い方

「復帰」は、人やものが元の位置や状態などに戻ることを言います。

仕事だけではなく、スポーツ選手がケガを克服して再び試合に出場できる様になることにも使われます。

また、賃貸物件を改装したものを、引越しなどにより元通りに直すことを「原状復帰」と言います。

職場で使われる「復帰」は、会社の命令により異動したり、出向していた人などが、元の職場に戻ってくることを言います。

特に赴任などから「復帰」した場合、戻って来た時に昇格する可能性もあり、周囲から暖かく迎えられます。

「復職」とは?

「復職」の意味と使い方について紹介します。

「復職」の意味

「復職」「ふくしょく」と読みます。

意味は「一度離れた職に再び戻ること」「休職していた人がもとの職に戻ること」です。

「復職」の使い方

「復職」は、何らかの事情で働けなくなってしまった人が、会社の承認を得て長期休暇を取り、その後職場にもどることを言います。

最も多いのが、女性で出産・育児休暇を取り、その後職場に戻ってくるケースです。

この場合、即戦力になるので企業としては歓迎することでしょう。

一方で、うつ病を発症してしまい、自宅療養の為に長期休暇を取っていた人が職場に戻るケースもあります。

こちらの場合、元通りにバリバリと働ける人と、そうでない人がいる為に、周囲の対応も変わって来ます。

「復帰」と「復職」の違い!

「復帰」「人や物がもとの位置や状態などに戻ること」です。

「復職」「一度離れた職に再び戻ること」「休職していた人がもとの職に戻ること」です。

まとめ

今回は「復帰」「復職」の違いをお伝えしました。

「復帰は会社都合が多い」「復職は自己都合が多い」と覚えておきましょう。

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