「志を立てる」
志を立てるという表現は「こころざしをたてる」と読み、あることを成し遂げようという気持ちをしっかり持つ、ということを指します。
志というのはある方向を目指す気持ち、心に決めた目的や目標などを指しますが、志を立てるというのは目標を持つこと、目的を持つこと、などを指しています。
「志を立てる」の意味
志を立てるという表現は目標を立てるという表現よりも比較的強い表現になります。
絶対に叶えたい夢を持つ、強く目標を掲げる、などという意味を持っています。
漠然とした夢や目標ではなく、明確な夢や目標を指すこともあります。
「志を立てる」の言葉の使い方
志を立てるという表現は将来の夢を思い浮かべる時などに使うことができます。
例えば、人間は何かしらきっかけがあって「将来はこの職業につきたい」などと思うことがありますよね。
そのような時に志を立てるという言葉を使うことができます。
「志を立てる」を使った例文・短文(解釈)
それならば、志を立てるという表現はどのように使うことができるのでしょうか。
ここでは志を立てるという言葉を使った例文をいくつか紹介します。
「志を立てる」の例文1
「彼は高校生の時、医者になろうと志を立てた」
一緒になるというのは簡単なことではありません。
医学部に合格して6年間勉強し、国家試験に合格しなければいけないのです。
医学部の入学は簡単なことではありませんし、6年間しっかり勉強するということも極めて困難だといえます。
しかし、何かをきっかけとして一緒になりたいと思った時、それは医者になろうという志を立てる、と表現することができるのです。
「志を立てる」の例文2
「彼女は母親の病気を治すため、できる事は何でもしようと志を立てた」
家族が病気になると辛いですよね。
その病気がガンなどであればなおさら、治療期間も長くますし、治療代も高くなります。
しかし、だからといって落ち込んでいるわけにはいけません。
もしも家族がそのような病気になった場合、出来る限りそばにいよう、出来る限り話を聞こう、出来る限り治療できるように財政的な問題を解決しよう、などと考える人も多いのではないでしょうか。
簡単なことでは無いですが、この病気を治すために努力をしようとする人はたくさんいるのです。
「志を立てる」の例文3
「彼は英語を話せるようになろうという志を立てた」
最近はグローバル化が進んでいるとも言われており、多くの人が英語を勉強するようになりました。
小学生でも英語の授業が義務化されるようになり、幼い頃から英語に触れる機会が増えましたね。
その一方で、日本は世界的にも英語が話せない国だと言われています。
日本にやってきた外国人が口を揃えて「日本人は本当に英語が話せない」というのは珍しくありません。
だからこそ、日本国内で英語を学ぼうと思えばかなり大変になります。
しかし、それでももし英語を話すことができればそれなりに力をつけることができるでしょう。
だからこそ、英語を学ぼうと決意する人もいるのです。
「志を立てる」の例文4
「オリンピックで金メダルを取ろうと志を立てた」
2020年には東京オリンピックが開催されます。
オリンピックは常に各国の注目の的であり、スポーツ選手たちはこのオリンピックに出場してメダルを取得しようと努力を続けているのです。
世界中からハイレベルな選手たちが集まりますから、メダルを取るという事は簡単ではありません。
たとえ日本国内では無敵だったとしても、世界に行けばさらなる強敵に巡り会う可能性は極めて高いのです。
しかし、そのような困難に打ち勝ち、金メダルを取りたいと志を立てる選手たちも少なくないのです。
オリンピックでは怪我をしたりする可能性もあるでしょうし、調整を上手にし損ねてうまくいかなかった、と言う選手も少なくありません。
とは言え、日本の選手には頑張ってほしいですね。