ショーや公演で色々と不思議な演目する人には「手品師」や「マジシャン」がいます。
トリッキーな演目や魔法のようなトリックすることにより、見る人を欺かせて楽しませてくれるのが彼らなのですが、この2つは意味が違うので注意が必要です。
この記事では、「手品師」と「マジシャン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「手品師」とは?
「手品師」は手品という芸をする人のことを表す言葉であり、この手品は色々なグッズを使ったりテクニックを要するものが多く、プロフェッショナルの人の手品はまさに魔法のようなものとして人気があります。
手品という言葉で有名なものとしては「タネも仕掛けもございません」というものがありますが、上手な人の手品は本当にこれらを意識させずに披露するので、子供も大人も騙されることが多いのが特徴です。
「手品師」の手品は実際にはタネや仕掛けをするグッズを使っていることが多く、これらは手品のアイテムを扱っているお店で購入することが可能です。
値段も安いものが多いのでパーティーや宴会などで披露するために購入する人も多くいます。
「マジシャン」とは?
「マジシャン」とは奇術を演じる人のことを表す言葉であり、こちらも多くのショーや演目に登場することが多く観客を楽しませてくれます。
奇術は英語で言うマジックなのですが、これは西洋的な言葉から魔法のような仕掛けやテクニックを使うという意味があり、マジシャンは魔法使いというイメージを持つ人が多いのが特徴です。
「マジシャン」は魔法のような演目することが有名であり、カードやコインを使ったマジック、イリュージョン、メンタルマジックなど色々な種類があります。
舞台装置を使った大掛かりな脱出マジックのように派手なものをやる人もおり、エンターテイメント性が非常に高いことから多くの人に人気があります。
「マジシャン」は上述のようなマジックする人のことを表す言葉でもあるのですが、ファンタジーやフィクションの世界だとこの「マジシャン」は魔法使いという意味で使われます。
「手品師」と「マジシャン」の違い
「手品師」も「マジシャン」も仕掛けやトリック、テクニックを使って演目するという点は共通しています。
「手品師」は日本語由来であり「マジシャン」は英語由来という違いがありますが、最近ではこれら2つは同じものとして見なされています。
どちらかと言うと「マジシャン」の方が舞台装置を使った大掛かりな奇術することが多いのが特徴です。
「手品師」の例文
・『手品師さんから教えてもらったコインの技は分かりやすく、友人に披露したら驚かれたので嬉しかった』
・『手品師がハンカチを取り払うと、そこから鮮やかな花束が出てきた』
「マジシャン」の例文
・『マジシャンがステッキをかざすと、目の前の人形が華麗なダンスを踊り始めた』
・『そのマジシャンはお客さんの心を読み、選択したカードを見事に当てた』
まとめ
「手品師」も「マジシャン」も信じられない仕掛けやトリックを用いて演目をしますし、タネや仕掛けが本当にないように思えるのは不思議なものです。