この記事では、「才能の無駄遣い」【さいのうのむだづかい】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。
「才能の無駄遣い」とは?意味
「才能の無駄遣い」【さいのうのむだづかい】とは、プレイ動画やMADなどの自分が実際にやってみたことに対して使われている登録タグを指します。
してみた系に使われるこの言葉は社会的に認められるほどの驚くほどの才能や技術力を持っているので、十分にお金を得て生活できるというのに、人から評価は得られないし、お金にもならないような動画を配信しているプレーヤーに対して「素晴らしい」という気持ちを込めて称賛する言葉です。
「才能の無駄遣い」の概要
本来であれば動画配信はお金になるから制作して投稿するプレーヤーが多いのですが、あえて収益や人の評価などは気にせずテーマを決めて作った作品を惜しげもなく配信する作者に対して「いいことしている」と視聴した人は思うわけです。
その品質だけは高く、良質であるのにまったく評価が得られない作品ばかり配信しているため収益も得られない作家を揶揄しつつ尊敬の念も込めて「才能の無駄遣い」と言うわけです。
このタグの元となるのが「ふたば☆ちゃんねる」で、「虹裏格闘ゲーム」で流行っていた赤さんが放つ「まさに○○」を文字って「才能の無駄遣い」という言葉が生まれました。
言葉が生まれた後、ニコニコ動画のタグや2ちゃんねるの電子掲示板で使われるようになり、現在でも流行り廃ることなく使われています。
「才能の無駄遣い」の言葉の使い方や使われ方
これだけ素晴らしい品質の動画が作成できるのなら収入を得て生活できるだろうと思うのに、まったく実力と才能、知識を活かしきれていない動画を作成するプレーヤーに対して残念な気持ちを伝えます。
「あなたには人よりもいい腕を持っているので、その才能を存分に活かしてほしい」という気持ちを伝えて、もっと良い作品を作ってくださいといと応援する意味でも使われています。
類義語には「才能の不法投棄」があり、まるで大量に捨てられているように才能が壮大に無駄遣いしているような動画に対して使われています。
多くの時間と手間をかけたというのに動画の内容が品格を疑うようなエロや視聴した時間が無駄と感じてしまう駄洒落ばかりで視聴者をがっかりさせてしまう作品に対して使う言葉です。
「才能の無駄遣い」を使った例文(使用例)
・『才能の無駄遣いのタグを投稿者がタグロックすると閲覧者からお叱りを受けるので注意が必要だ』
・『見入ってしまうような素晴らしいコラージュやフラッシュなどに才能の無駄遣い作品が多い』
・『替え歌や実験などニコニコ動画には才能の無駄遣いが視聴できるタグがあるので押してみよう』
この「才能の無駄遣い」を付ける閲覧者の方が判断してタグを付けますので、投稿者の方がタグロックしてしまうと視聴者から叱られることがあるので注意が必要です。
そんな「才能の無駄使い」と言われる作品には自作絵も含めて素晴らしいものが多いのが魅力的なところであり、中には替え歌や人々が知りたいと思うような実験の模様を投稿する者もいますので、ニコニコ動画でタグを押してみるといいでしょう。
まとめ
才能があるのでもう少し自分の能力に見合う仕事をすればいいのにと思う人は呆れつつも質の高い動画の出来栄えに感動し、称賛する気持ちを分かりやすく「才能の無駄遣い」と伝えます。
このように、才能と能力を無駄にしてしまっている作品を見かけたときは「才能の無駄使い」のタグを付けて、本人に他のことにその実力を活かしてと気づかせてあるのもいいでしょう。