この記事では、「教えろください」【おしえろください】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「教えろください」とは?意味
電子掲示板の人気サイトである2ちゃんねるで使われたことで多くの若者の間で使われるようになった「教えろください」【おしえろください】は、「教えてください」とお願いするときに使われる言葉です。
「教えろ」に「ください」を付けたことで、下手に出ながらお願いをする言葉であり、掲示板では「お前らちょっと聞いて」と相手の興味を惹き付けてから「○○について教えろください」と懇願するわけです。
使う相手としては、仲の良い先輩にかわいらしく使ってみたり、趣味仲間には気軽にお願いするときに使います。
「教えろください」の概要
他のユーザーに「この言葉の意味を教えろください」と、少し気が抜けたような感じで他のユーザーに頼むことで親しみを込めて質問できる言葉になります。
このような言葉が登場した背景には、他人同士がやり取りすることが多い掲示板で、自分の名前を明かさずに書き込みする「匿名掲示板」を利用する人はどうも相手に命令する言葉を使うことが多く、「教えろ」と上から目線で人に頼むことが多い板として知られていました。
そんな他のユーザーに拒まれると恥ずかしいので、敬語で「教えてください」と書き込んだものが多くの人に受けて使われるようになったのです。
「教えろください」の言葉の使い方や使われ方
自分がこのようなことを知りたいので教えてほしいと電子掲示板に書き込むとき、「○○について教えろください」と書きこきます。
「情報源となるソースを今すぐ教えろください」と頼んでみたり、「必ず笑える画像があるサイト教えろください」と言って頼むわけです。
この言葉の類義語には「キボンヌ」があり、何々を希望するという意味で使われています。
画像や動画、イラストなどが欲しいとき相手へユニークな言い方で伝えて交流しつつ、投稿してもらいたいと思う気持ちをさりげなく伝えるのです。
「教えろください」を使った例文(使用例)
・『安全に今すぐ異性に出会える出会い系サイトについて、教えろください』
・『○○のアイドルの趣味や得意なこと知ってる人いたら教えろください』
・『気分が落ち込んでいるので、元気になれる動画を教えろください』
自分が今すぐ知りたいと思うことを聞きたい情報を楽しい感じで頼むとき使ってみたり、特定の情報を詳しく知りたいと思うとき使います。
また、気分が良くなるような画像や動画が欲しいので教えてと気軽に伝えて返答を待つときも使える言葉です。
まとめ
敬語で「教えてください」と伝えるよりも、たった一文字を「ろ」にするだけでおどけたようにお願いしたり、相手と親近感を持っておねだりできる言葉になる「教えろください」についてご紹介しました。
さりげなく使える言葉ですので、気軽に普段使いしてみるといいでしょう。