「有識者」と「専門家」の違いとは?分かりやすく解釈

「有識者」と「専門家」の違い違い

この記事では、「有識者」「専門家」の違いを分かりやすく説明していきます。

「有識者」とは?

知識を身につけており、物事の本質をとらえ、確かな意見や考えを持っている人のことです。

職業として専門的に研究している人のことだけではありません。

環境問題について話し合いをするときのことで考えてみます。

政府が環境問題について話し合いをし、何かを決めるとき、環境について詳しいことを知っている人を招くことがあります。

政府関係者だけで物事を決めようとすると、確かな知識を持っていないため、正しい判断ができない可能性があります。

正しい判断がなされなければ、環境に悪影響を与える可能性が出てきます。

そうならないために、知識を持っている人が招かれます。

この、知識を持っている人を「有識者」といいます。

政府の会議などでは、職業として専門的に研究している人が招かれることが少なくありませんが、それで生計を立てていない人のことも指しています。


「有識者」の使い方

知識を持っていて、確かな判断ができる人を指して使用する言葉です。

知識を持っているだけでなく、確かな判断ができて、そのことに関してはっきりとした意見を言うことができる人です。


「専門家」とは?

ある学問や事柄を専門に、研究したり、技術を身につけたりしていて、そのことについて詳しく知っている人のことです。

その人に聞けば安心できる、間違いないといったほど詳しい人をいいます。

職業としている場合も、そうでない場合もいいます。

テレビの健康番組などでは、「○○の専門家」という人が登場することが少なくありません。

たとえば、ひざ痛の特集をするときだと、ひざ痛を専門に診ている医師が登場したりします。

この医師は、普段からひざ痛の患者を診ており、ひざ痛に関して詳しい知識を持っており、治療をする技術も持っています。

こういった、特定の何かに従事をしていて、そのことの知識を持っていて詳しい人を「専門家」といいます。

医師のことだけでなく、研究者やそれで生計を立てていない人のことも指しています。

「専門家」の使い方

ある特定の事柄について、研究したり、担当したりしていて、詳しい人を指して使用をする言葉です。

「有識者」と「専門家」の違い

どちらの言葉にも、ある事柄に詳しい人という意味が含まれていますが、それぞれの言葉が指す人は違います。

前者は知識があって、物事を見通す力がある人です。

後者は、ある事柄を専門にしていて詳しい人です。

物事を見通す力があるという意味は含まれていません。

「有識者」の例文

・『有識者を会議に招く』

・『有識者も参加する』

・『5人の有識者がやってきた』

・『有識者の意見を参考にする』

「専門家」の例文

・『専門家に相談をする』

・『虫歯治療の専門家』

・『専門家になれるかも』

・『専門家が言っていた』

まとめ

何かに詳しい人を指す2つの言葉ですが、それぞれの言葉が指す人は違います。

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