この記事では、「模索」と「探索」の違いを分かりやすく説明していきます。
「模索」とは?
「模索」は、自分で考えながらどうしようかを手探りを入れることです。
その上で、「模索」は闇雲にどうするかを考えたりも可能で、「暗中模索」という言葉はまさに真っ暗闇の中手探りで答えを見つけることになります。
「探索」とは?
「探索」は、自ら進んで探し求めることで「発見」されていないことを見つける行動です。
つまり、新天地や新規事業開発の他誰もが取り組んでいないことを探す行動を「探索」といいます。
「模索」と「探索」の違い
「模索」と「探索」の違いは、まったく明らかになってない物を自ら進んで探そうとするか、分からないことを自分の頭で考えながら明らかにしていこうとするかという違いです。
「探索」の場合、新しいことを発見することが重要で、「模索」の場合はっきりとしないことを分かるよう解決することです。
「模索」の例文
・『セキュリティソフトの誤動作の件は、解決策を模索する必要がある』
この例は、セキュリティソフトが誤作動を起こした際、原因の特定ができておらず、手探り状態で何も分からない中解決策を探す必要性があることを説いています。
「模索」は、手探りで道筋を探すことになり、この例は、セキュリティソフトの誤作動の理由を探すことを指します。
・『セキュリティソフトの誤作動の件は模索した結果原因は、他社のセキュリティソフトだ』 この例は、手探り状態でセキュリティソフトの誤作動の原因を突き止めた例です。
「模索」は原因が分かった場合、それを公表することで原因を周囲に知らせることができます。
「探索」の例文
・『新天地となるエリアを探索する』
この例は、大航海時代などで新しく人が住める場所を探すという意味です。
「探索」は、新しい場所の発見や新しい事業など「発見」を主とするため、この例では、あくまで「発見」することを中心としています。
・『海底を探索する』
この例は、海の奥深くを調べることを指し、分からない新しい海の底を「発見」することを指します。
「探索」は「発見」を重視しますのでこの例は海の底を知ることを重要視しているのです。
まとめ
「模索」と「探索」の違いは、自分の頭で分からないことを解決できるよう努力する行動であるか、単に新しい場所や物の他技術などを発見することを重視するかという違いです。
「模索」は、頭の中で解決策までを講じることを重要としている分解決策が見つからない限りは「模索中」となります。
一方、「探索」は欲しい物や知るべきものの他新天地などが見つかれば、それで「探索終了」となるため、「探索」は探している間も「探索」です。
「模索」は問題が解決すれば、模索ではなくなり、「探索」は、見つかるべく物が見つかれば、「探索」は終わります。
どちらの言葉も答えが見つかればそれで終了であるという点は一致しています。