「気分を上げる」とは?意味や使い方を解説

ことわざ・慣用句

「気分を上げる」

「気分を上げる」「きぶんをあげる」と読みます。

読み間違えやすい言葉ではありませんので、読み方は特に問題ないでしょう。

日常会話の中でよく使われる言葉で、多くの人が実際に使っているのではないでしょうか。

「気分を上げる」の意味

「気分を上げる」という言葉は、ポジティブな気分にするというイメージの言葉で、幅広い意味で使われています。

「やる気を出す」「テンションを上げる」「気分を盛り上げる」「沈んでいる気分を上向きにする」「乗り気にする」「前向きな気持ちにする」「ハッピーな気持ちにする」など、状況によって、様々な意味を含む言葉だといってよいでしょう。

「気分を上げる」の言葉の使い方

「気分を上げる」という言葉は、ネガティブな気分をポジティブにする時や、ポジティブな気分をより一層ポジティブにする時に使われる表現です。

日常の様々な場面で使うことができる言葉で、職場などでも使われているのを耳にすることもあるでしょう。

「気分を上げる」を使った例文・短文(解釈)

「気分を上げる」の意味と使い方が分かったところで、この言葉を使った例文をご紹介していきましょう。

「気分を上げる」の例文1

「今日は気分が沈みがちなので、気分を上げるためにこのアクセサリーを付けていきましょう」

気持ちが落ち込んでいる時でも、気に入っているアクセサリーを身に付けると気持ちが上向きになるという人は少なくないでしょう。

華やかだったり、美しいものを身に付けていると、心に栄養が行き渡るように、自然に元気な気分が蘇ってくるものなのです。

アクセサリーに限らず、気分が上向く洋服や小物、靴など、自分にとってのカンフル剤になる物は、人それぞれのようです。

「気分を上げる」の例文2

「この曲を聞いて気分を上げてから仕事に取り掛かると、不思議なくらいに仕事が捗るのです」

仕事に集中しなくてはいけないのに、気分が乗らない時というのは誰にでもあるでしょう。

そんな時に音楽を利用する人は多いもので、アップテンポの明るい曲や勇ましい曲を聴くとエンジンがかかるという人もいれば、穏やかな調子の曲を聴くと気持ちが落ち着いて集中力が高まるという人もいます。

音楽は、気分転換にも利用できるといいますので、そういった音楽の効果を試したことがない人は、一度やってみるのも良いでしょう。

「気分を上げる」の例文3

「今日は、苦手な人が参加する食事会があるので、朝から気分が上がりません」

夜に食事会の予定が入っていて、それが乗り気でない食事会だった場合は、朝から気分が晴れないものです。

苦手な人と同席しなくてはいけない食事会などは、マイナスのイメージばかりが頭に浮かんできてしまうので、一日中気が重いということもあります。

しかし、いざ食事会が始まってみると、意外に楽しめてしまうことも多く、終わってみたら、ただの取り越し苦労だったことに気付くのです。

「気分を上げる」の例文4

「気分を上げようとして気合を入れてメイクしていたので、待ち合わせ時間に遅れてしまいました」

女性の場合は、メイクで気分を上向きにする人もいます。

いつもより念入りにメイクしてみたり、いつもと違った色の口紅を付けてみたり、メイクを変えることで、気分もガラッと変わるのだといいます。

色が人の気持ちに与える効果もあるといい、誰にでも、この色を見ていると元気が湧いてくる、という色があるのではないでしょうか。

洋服にその色を取り入れたり、その色のバッグを持って出かけたり、その人に合った色の活用方法があるものなのです。