この記事では、「満員」と「満室」の違いを分かりやすく説明していきます。
「満員」とは?
「満員(まんいん)」とは、「会場・スタジアム(球場)・電車・バスなどが規定の定員に達すること」を意味している言葉です。
「満員」の表現には、「ある場所に人がいっぱい入っていること・それ以上の人が入れないこと」の意味があるのです。
例えば、「球場が満員になっています」や「満員電車はストレスがたまります」などの例文で使われます。
「満室」とは?
「満室(まんしつ)」とは、「ホテル・旅館などのすべての部屋に宿泊客がいて(予約が入っていて)、空室がないさま」を意味している言葉です。
「満室」という表現には、「部屋の中に人がいっぱいに入っているさま・その部屋にもう人が入れない状態」の意味もあります。
例えば、「ホテルが満室だったので車中泊をしました」や「その部屋は満室で息苦しい状況でした」といった文章で使用できます。
「満員」と「満室」の違い!
「満員」と「満室」の違いを、分かりやすく解説します。
「満員」も「満室」も「それ以上の人が入れないこと」を意味している点では類似していますが、「満員」というのは「会場・電車などが規定の定員に達してしまうこと(それ以上の人が入れないこと)」を意味しています。
「満員」に対して「満室」というのは、「ホテル・旅館などのすべての部屋がふさがっていて空き部屋がないこと(それ以上泊まれないこと)」や「部屋が人でいっぱいになること」を意味している違いを指摘できます。
「満室」という言葉は「部屋の数(空き)がないこと・部屋が人でいっぱいになりそれ以上入れないこと」のように「部屋に関する意味」に限定されますが、「満員」のほうは「部屋以外の会場・スタジアム・電車・バスなど」にも使える違いがあるのです。
まとめ
「満員」と「満室」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「満員」とは「会場・乗り物などの定員に達して、それ以上の人が入れないこと」を意味していて、「満室」は「ホテルなどですべての部屋に宿泊客がいて空室がないこと」を意味している違いがあります。
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