住まいの保険には、色々なタイプがあります。
この記事では、「火災保険」と「地震保険」の違いを分かりやすく説明していきます。
違いを知って、保険のイロハに詳しくなっていきましょう。
「火災保険」とは?
火災保険は火事によって、自宅が燃えてしまった場合にそなえる保険です。
家そのものはもちろん補償をつけておけば、家の中にあるタンスや洋服などの家財も補償されます。
火災保険に入っていなくても、もちろん問題はありません。
けれどもタバコの不始末や不審火によって万が一自宅が燃えてしまったら、考えられないくらいの損害がでてしまいます。
燃えてしまった自宅の片付け、そして新しい家を建てるための建築費も必要になってきます。
「自宅が火事で燃えてしまったとき」に活躍してくれるのが火災保険です。
火災保険はどこまで補償を付けるのか、木造か鉄筋かによっても金額が変わってきます。
また数年分をまとめて支払うことによって、料金そのものを安く抑えることもできます。
大切なマイホームのためにも、前向きに検討しておくことがおすすめです。
「地震保険」とは?
地震保険とは地震によって家屋が損壊してしまったときに、そなえる保険のこと。
地震が多い日本においては、重要視したい大切な保険です。
世界の地震のおよそ20%は、日本で起こっているといわれています。
その理由は太平洋プレートや北米プレートなど、日本の付近におよそ4つのプレートがあるからです。
地震保険に入らなくてももちろん問題はありませんが、いつどこで起こってもおかしくはない地震に「経済的に備えておくこと」はとても大切です。
地震保険に加入しておくと、津波や火災で自宅を失ったときにスムーズに「新しい暮らしの再建」ができます。
自宅が被害に遭ったとしても、前向きな気持ちで前に進むことができます。
「火災保険」と「地震保険」の違い
どちらも住まいの保険には、欠かせないものです。
「火災保険」と「地震保険」の違いを、分かりやすく解説します。
・「地震保険」は「火災保険」にセットするもの 「火災保険」と「地震保険」の違いは、何に備えるかです。
「火災保険」は火事が起こったときに、暮らしを守るためのもの。
一方で「地震保険」は地震が起こったときに、新生活を始めやすくするものです。
火災保険は火事、地震保険は地震に特化した保険になります。
またあまり知られてはいませんが「地震保険」は単独で加入することができません。
そのため「火災保険」にまず加入してから、オプションで「地震保険」を選ぶことになります。
保険会社によって保障の内容も異なるので、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
まとめ
「火災保険」と「地震保険」の違いを、分かりやすくお伝えいたしました。
火災保険はまさかの火事から住まいを守るための保険です。
また地震保険は地震による家屋の倒壊から、住まいを守る保険になります。
どちらも大切なマイホームと家族のために、欠かせない保険です。