「独女」と「毒女」の違いとは?分かりやすく解釈

「独女」と「毒女」の違い違い

この記事では、「独女」「毒女」の違いを分かりやすく説明していきます。

「独女」とは?

「どくじょ」と読み、独身女性のことです。

まれに、「どくおんな」と読むこともあります。

未婚で配偶者がいない人を指します。

既婚者の場合は、既女と略することがあります。


「独女」の使い方

独身である女性のことを「おひとりさま」や、「独女」などと言って使用します。

「アラサー独女」や、「こじらせ独女」など、組み合わせて使うこともあります。


「毒女」とは?

こちらも「どくじょ」と読みます。

「どくおんな」と読むこともあります。

独身の女性を表す、ネットスラングです。

「毒」という字が入っており、ネガティブな場面で使われることの多い言葉です。

単に結婚していない女性というだけではなく、ずっと結婚できないようにみえる女性、攻撃的になってしまっている独身女性を表している言葉です。

ネットスラングでは、既婚女性のことを「鬼女」【きじょ】ということがあります。

「毒女」が広まった背景は、インターネット掲示板の「2ちゃんねる」で独身男性のことを毒男というようになり、独身女性のことを、毒女というようになりました。

そして、「ガールズちゃんねる」「毒女ニュース」というまとめサイトが展開されており、「毒女」という言葉が広まっていきました。

「毒女」の使い方

自虐的に自らのことを、「毒女」と言うこともありますし、なにか問題のある女性に対し、使用することもあります。

本人に向かって言うことは、とても失礼なので注意が必要です。

「独女」と「毒女」の違い

大きな違いは、ネガティブな印象があるのかどうかです。

「独女」と言った時にも、自虐が入ることもありますが、「毒女」と言った時とは、その度合いが違います。

また、「独女」は、結婚していない女性を指すのに対し、「毒女」は、結婚しそうもない女性、したくても出来ないような毒のある女性を指すことが多くなります。

例えば、「わたしはアラサー独女」と言った時には、30代で、独身生活を謳歌している女性というニュアンスがありますが、「わたしはアラサー毒女」と言った際には、好きで独身なわけではない印象になります。

「独女」の例文

・『28歳、独女です。最近仕事がつまらなく感じています』
・『独女の友人が、わたしの子育てに口を出してきて、鬱陶しいと感じてしまいます』
・『あの子、すごく好みなので、独女だといいな』
・『同僚の独女と、三年越しの不倫関係にある』

「毒女」の例文

・『職場に、人の悪口ばかり言うアラフォー毒女がいます』
・『わたしは、48年彼氏がいたことのない毒女で、もう、趣味に生きるしかない』
・『アラサープロ毒女のくせに、可愛いものが大好きだから困る』

まとめ

「独女」は、ネガティブな意味で使うことも、肯定的に使うこともあります。

それに対し、「毒女」は、肯定的に使うことは、まずありません。

ネットなどで、お互いに自虐して「毒女」という場合には、仲間意識が芽生えることもあります。

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