この記事では、「理不尽オブ理不尽」を分かりやすく説明していきます。
「理不尽オブ理不尽」の意味
理不尽オブ理不尽とはどう見ても全く悪くないのにあり得ないような因縁を付けられる状況であったり、とてもできないようなことをやるのが当たり前であるかの如く言われるような状況を指す言葉です。
「理不尽オブ理不尽」の解説
世の中には理不尽な出来事が多くありますが、そんな理不尽な出来事の中でも特に酷い理不尽な状況を指す言葉になります。
ただ、理不尽オブ理不尽という言葉を使う時は本当に酷い目に遭って怒りが心頭な状況で使う言葉というよりは、こんな理不尽な出来事があったと誰かに話す時の話のネタ的な意味で使うといった側面があります。
なので、理不尽な思いをしている事は間違いないですが、その状況を誰かに話したいと思った時に使うのが理不尽オブ理不尽という言葉です。
ですから、理不尽だと思ってはいてもそこまで悲壮感がない状況で使っている事が多いという特徴があります。
「理不尽オブ理不尽」の使われ方
理不尽オブ理不尽の使われ方ですが、ある店で働いている店員がお客からあり得ないようなクレームを受けたり、受験生が試験で試験問題の内容を見てこんなひっかけ問題を出すとは信じられないといった事を思った時に誰かにそれを伝える時に使います。
なので、理不尽オブ理不尽という言葉を使う時は実際に理不尽な目に遭っているというのは確かですが、それをそのまま理不尽な出来事があったと伝えるのではインパクトがないので、理不尽オブ理不尽という言葉を使って誰かに自分が経験したことに対して共感して欲しい時に使う言葉です。
つまり誰かに自分の理不尽な体験を教える時にその内容を強調するために使うのが理不尽オブ理不尽です。
もちろん、理不尽オブ理不尽という言葉を使う以上はその理不尽の内容がそれなりに相手の共感が得られる必要があります。
普通の内容の理不尽さでは理不尽オブ理不尽というほどではないと言われる事もあり得ます。
そう言われる事がないような本当にあり得ないくらい理不尽な目に遭ったと感じた時に使うのが理不尽オブ理不尽という言葉です。
ですが、そんな風に酷い目に遭ったと誰かに伝える目的で使いますが、その内容で相手がドン引きするような事はないものです。
なぜなら、理不尽オブ理不尽はかなり理不尽な目に遭ったと相手に知って欲しいと思っていても、その内容でドン引きさせる意図はないからです。
むしろその逆でそんな理不尽な事を言ってきた相手を一緒になって笑い飛ばしたいというのがあるからです。
あくまで酷い目に遭った自分に共感して欲しいという時に使うのであって、これで本気で怒って欲しいとは思ってないです。
世間話をする時のノリで使うのが理不尽オブ理不尽です。
「理不尽オブ理不尽」の例文
「理不尽オブ理不尽!こんなひどいクレーマーな客」
「理不尽オブ理不尽、こんな問題誰が正解するのか」
「あり得ない事で上司から因縁を付けられた理不尽オブ理不尽」
「理不尽オブ理不尽」の類語・関連語
理不尽オブ理不尽の類語は無理難題や不条理や不合理や筋違いといった言葉になります。
「理不尽オブ理不尽」の対義語
理不尽オブ理不尽の対義語は筋が通っているといった言葉や道理にかなっているという言葉になります。
また正当性があるといった言葉も理不尽オブ理不尽の対義語になります。
つまり、誰が聞いてもその話が正しいと思えるといった意味の言葉が理不尽オブ理不尽の対義語になります。
理不尽オブ理不尽という言葉は理不尽という言葉を強調した言い方であって、その意味はほぼ理不尽と同じです。
なので、理不尽オブ理不尽という言葉の対義語は理不尽の対義語である道理にかなっているや筋が通っているといった言葉になります。