「甘んじて受ける」と「喜んで受ける」の違いとは?分かりやすく解釈

「甘んじて受ける」と「喜んで受ける」の違い違い

この記事では、「甘んじて受ける」「喜んで受ける」の違いを分かりやすく説明していきます。

「甘んじて受ける」とは?

「甘んじて受ける」「甘んじる」とは、与えられたものが不十分であっても、それを受け入れるという意味になります。

「受ける」は自分に向かってくるものをとらえておさめる、差し出されたものを自分のものとする、課せられた物事などに対して対処するといった意味があります。

つまり「甘んじて受ける」とは、満足ではないが自分のものとする、仕方なく対処するといった意味になります。


「喜んで受ける」とは?

「喜んで受ける」とは、何か自分に課せられた物事に対して、積極的に快く対処するという意味で使います。

「この話を彼に言えば、喜んで受けるはずだ」「彼の申し出を喜んで受けることにした」などと、使います。


「甘んじて受ける」と「喜んで受ける」の違い!

「甘んじて受ける」「喜んで受ける」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は、ほぼ反対の意味合いを持っていると解釈してもさしつかえないでしょう。

「甘んじて受ける」とは不満、不十分という思いはあるにせよ、仕方なく対処する、引き受ける、といった意味になります。

決して「相手の好意に甘えて受ける」といった意味ではありませんので気をつけてください。

「甘んじて受ける」とは簡単に言えば「渋々」「妥協」といった言葉と同じ意味なのです。

一方の「喜んで受ける」とは、相手の言葉を快く受け入れる、自分から進んで対処するといった時に使う言い方です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「甘んじて受ける」「喜んで受ける」二つの言葉の意味と違いを説明しました。

反対の意味を持つ言葉としてそれぞれ正しく覚えておくようにしましょう。

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